お正月に向けておせちづくりに
忙しい年末を過ごす方も多いですよね。
おせちの中でも人気なのが
甘くてお菓子のような栗きんとんです。
でもこの栗きんとん、少量では作りにくいので
まとまった量を作ると思いますが、作りすぎてしまうことはありませんか?
適量で作れたとしてもデザート感覚の栗きんとんは
「少しつまめればOK」という方も多くて余りがちです。
そんな時にはどのように保存すれば良いのでしょうか?
冷凍や冷蔵で保存した場合はどれくらい
日持ちするのかも一緒に解説していきます!
おせちの栗きんとんって冷凍できるの?どうやって冷凍するの?
結論から言いますと、栗きんとんは冷凍できます!
でも、おせちの重箱ごと
冷凍庫に入れるわけにはいきませんよね。
スマートに冷凍するにはラップで包むか、
ジップロックなどの保存容器に入れてから冷凍庫に入れましょう。
ちなみにラップ保存の場合は
丸く包んで上をねじって輪ゴムできゅっと閉めると、
解凍した際に茶巾のようになって可愛いですよ!
解凍する際には冷蔵庫での解凍なら半日くらい、
常温での解凍なら2、3時間で、もとの状態に戻り味も落ちません。
電子レンジの場合は解凍モードを使用するか、
200W前後の弱い力で2、3分程度じっくり温めて解凍しましょう。
普通の温めモードにすると熱が一気に加わりすぎてしまい、
ベチョッとしたり味が落ちたりするのであまりおすすめできません。
栗きんとんの保存日数ってどれくらい?冷蔵の場合と冷凍の場合の違いは?
保存日数は冷蔵保存と冷凍保存でだいぶ違います。
ちなみに市販品の栗きんとんの賞味期限は
2日~半年ととてもバラつきがあるのをご存知ですか?
これは何が違うのかというと栗きんとんの糖度です。
糖度が高いほどにカビや細菌の繁殖を抑えられ、
長持ちするという訳です。
ですので、昔の人は保存を考えて
かなり甘い栗きんとんを作っていたとか。
生活の知恵が感じられますね。
現代では冷蔵庫という便利なものがありますので、
だいぶ保存はしやすくなっています。
それでも冷凍するか冷蔵するかによって
日数は異なってきます。
常温で置いておいたとしても、お正月の
寒い時期の常温は10度を切っていることが多いです。
そのままおいておいても2、3日は持ちますが、冷蔵保存すれば
5日程度は余裕で持ちますよ。
さらに冷凍すれば3週間程度は持ちますので、
「お正月に食べて飽きてしまったなあ」という場合は
一度しっかりと冷凍して、
1月末にもう一度食べてみると
飽きずに最後までおいしく食べられると思います。
余った栗きんとんはリメイクもおすすめ!
保存して食べるのももちろん良いですが、
お正月は食べるものが決まってしまい、
おせちやおもちに早々に飽き飽きしてしまいませんか?
そんな時、甘い栗きんとんを簡単にリメイクして
美味しいお菓子にしてしまえば、家族も喜んで食べてくれますよ!
「お正月はゆっくりしたいよ!」という方のために、
簡単なリメイク方法を2つご紹介します。
〇ホットケーキミックスで!マロンパウンドケーキ
【材料】
・ホットケーキミックス200g
・牛乳50ml
・卵2個
・バター50g
・栗きんとん適量
・砂糖大さじ2(栗きんとんの甘さによる。なくてもOK)
【作り方】
1. 室温に戻したバターと砂糖と卵をよく混ぜる
2. 1にホットケーキミックスと牛乳、栗きんとんを入れてさらに混ぜる
3. 出来た生地を型へ流す
4. 180℃のオーブンで30分~40分焼く
パウンド型が無い場合は100円ショップで手に入りますし、
牛乳パックを代用してもOKです。
毎日和食になりがちな
お正月の食卓にパウンドケーキが登場したら嬉しいですよね!
〇簡単!豆乳くりしるこ
【材料】
・豆乳100ml
・お餅2個
・栗きんとん適量
【作り方】
1. お餅はトースターで焼いておく
2. 豆乳と栗きんとんを鍋に入れ、ヘラで混ぜながら弱火で温める
3. 2が十分に温まったら焼いたお餅を入れる
お好みで仕上げにシナモンパウダーをかけても美味しいです。
お雑煮や普通のお汁粉に飽きた時にも新鮮ですよ。
まとめ
甘くておいしい栗きんとんは、
おせちにはなくてはならない存在ですよね。
その反面、大量に食べるものでもなく余りがちでもあります。
栗きんとんは冷凍でも保存できますので、
余りそうだったら早めに保存し、出来るだけ残さず食べるようにしましょう!