おせちの煮しめの冷凍方法と賞味期限を徹底解説! | 季節を楽しむ暮らしの知恵まとめ

おせちの煮しめの冷凍方法と賞味期限を徹底解説!

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おせち料理といえば必ず入っているのが煮しめですね。

年末にお母さんやおばあちゃんが時間をかけて作っている
イメージもありますが、最近ではお店や通販のおせちにも
ほぼ入っている、年始に欠かせない一品です。

でもこの煮しめ、年始に食べて余ってしまった場合に冷凍保存は
できるのでしょうか?

冷凍したらどれくらい持つの?などの
疑問にもお答えしていきます!

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煮しめって煮物や筑前煮と同じもの?

似たようない意味で使われる煮しめと煮物と筑前煮ですが、
実は少しずつ意味が異なります。

煮しめを食べてうっかり
「筑前煮、美味しい!」などと言わないように、

事前に違いを
確認しておきましょう。

・煮しめ

煮汁が残らないようにじっくり「煮しめる」というのが
煮しめの由来です。

材料は根菜やこんにゃく、練り物など、
気軽に手に入るものばかり。

日常的に作ることもありますが、
どちらかというとお正月やお節句の特別な行事の時に
時間をかけて作る印象が強いです。

・筑前煮

筑前煮はもともと福島県の郷土料理です。

筑前地方の煮物なので
地名から筑前煮と呼ばれるようになりました。

筑前煮も煮汁が無いので煮しめと同じ?と思いますが、
調理方法が異なり、最初から煮るのではなく、
材料を油で炒めてから煮るという手順で作られます。

・煮物

煮物は、醤油や砂糖などの一般的な調味料とだし汁で具材を
煮込んだ料理すべてを指します。

ですので、煮しめや筑前煮など
「煮」という言葉がつけば大抵は煮物の一種ということです。

おせちの煮しめって冷凍できるの?冷凍の方法とは?

まず、煮しめは火を通してじっくり煮ているので、
常温でも3日は持ちます。

冷蔵庫でも5日程度であれば保存可能です。

ただしその間、細菌が増殖しないように毎日鍋で火を通す
必要があります。

ですので、常温でも冷蔵保存でも、お皿に
移すのではなくお鍋ごとにした方が火を通すのが楽ですよ。

肝心の「冷凍」ですが、実は水分量の多い煮物系の食品は
冷凍にはあまり向きません。

どうしてもということであれば
「煮しめ」ですが料理途中の煮汁が十分にある状態で空気が
入らないように保存袋に移して冷凍します。

ただし解凍してから汁がなくなるまで煮て完成させる形になるので、
解凍後にひと手間かかってしまうのはご了承ください。

ちなみに解凍は冷蔵庫で時間をかけて解凍しないと
具材がつぶれてしまう恐れがあります。

特にタケノコは「スが入る」といって
スカスカになりやすいので、冷凍する場合は入れないのが
賢明です。

そしてこんにゃくも冷凍すると触感がかなり
変わってしまうので使わない方が良いでしょう。

煮物の冷凍ってどれくらい賞味期限があるの?

先ほども紹介したように煮物にはたくさんの種類がありますが
中には冷凍向きの煮物もあります。

しっかりと味が付いている
ヒジキの煮物や豚の角煮などは抵抗なく冷凍でき、解凍して
食べても味が変わりません。

逆に煮しめのように具材が
根菜などの水分を吸って柔らかくなるものだと、冷凍には向きません。

この場合は具材が煮汁に浸るようにして
冷凍すると良いでしょう。

煮物の冷凍は1か月程度持ちますが、
ずっと冷凍していても全く問題なしということでは
ないのでなるべく早めに食べてしまう方が安心ですよ。

まとめ

最近は煮物離れという言葉があり、世界中の美味しいものが
手に入る時代なのであえて煮物を食べない、食べたくない
という方も増えているようです。

でも、いつでもなんでも
食べられる時代だからこそ、お正月などの行事には煮しめなどの
しっかりとした煮物を味わいたいですね。

手間暇はかかるものの、
やり方を工夫すれば冷凍保存も可能なので、

作りすぎちゃったらどうしようなどとは悩まずに、
美味しい煮しめを思いっきり作って食卓に並べてくださいね!

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