インフルエンザの検査は発熱後何時間で正しい結果になるのか?すぐ行くとダメって本当? | 季節を楽しむ暮らしの知恵まとめ

インフルエンザの検査は発熱後何時間で正しい結果になるのか?すぐ行くとダメって本当?

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秋冬の特に乾燥する時期には、毎年風邪やインフルエンザが流行りますよね。

私の職場や子供の保育園でもこの時期は
感染者が増えて閑散とすることもよくあります。

このような状況で自分や家族に高熱や寒気の症状がでてしまったら、
「もしかしてインフルエンザ!?」と疑いますよね。

でも、症状が表れたからといってすぐ病院に行っても検査が
できないと、よく耳にします。

「それって本当なの?本当なら病院にはいつ行けば良いの?」
と思っている方も多いと思いますので、詳しく理解して非常事態にも備えておきましょう。

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インフルエンザの検査は発熱後何時間経ってから行くのがベストなの?

インフルエンザが疑われる人には、病院で検査キットを使用して
検査するのが一般的になってきましたよね。

鼻の中をグリグリっとされて(地味にけっこう痛いです)、
その中にインフルエンザ
の菌がいるかを確かめるものですが、

そもそもこの検査キットは、
菌が約1万個以上いないと反応しないのです。

インフルエンザ菌は
体内でどんどん増殖しますが、では1万個に達するのはいつ?

というと、熱や関節痛などの自覚症状が表れてから
約12時間後の時点です。

もちろん、例外的や個人差により、増殖のスピードが
もっと速い場合もあるのですが、基本的には自覚症状が表れてから
約半日後と覚えておきましょう。

ただ注意して欲しいのが、
インフルエンザの診断後に処方される抗インフルエンザ薬(タミフル
など)は、
菌を殺す薬ではなく、体内でのインフルエンザ菌の増殖を抑える薬です。

そしてインフルエンザ菌は発症後から約48時間
までは活発に増殖しますので、

薬の服用はこの期間内が最も効果的
なのです(48時間以降に飲んでもあまり意味がないそうです)。

この事実を踏まえて、発症後は半日~48時間の間のなるべく
早い時間帯に病院へ行くようにしましょう。

インフルエンザの検査で発熱後すぐ言ってもダメって本当なの

先に紹介した通り、インフルエンザ検査キットを使用しての検査
結果は、インフルエンザ菌の数によって変わってきます。

例えば発熱などの自覚症状が朝一で確認できたとして、
そのまますぐ病院で検査したとします。

でもインフルエンザ菌の数がまだ少ない
可能性が高く、感染はしているけど結果は陰性となるケースがあるのです。

ですので通常は病院での問診時に「自覚症状が出たのは
何時くらいか?」をまず聞かれます。

そこから計算して「発症後まだ3時間くらいか・・・」などとなると、
検査してもらえない可能性もあります。

でもその場合は大体、そこから半日後くらいに再予約→検査
となるようです。

私の職場の同僚も、「朝、急に発熱したので慌てて病院に
行ったけど、半日経たないと検査できないからまた来てって言われた」
と話していました。

病院では発症後12時間以上経っていないと、
そもそも検査してくれない場合も多いようです。

インフルエンザで48時間過ぎたらどうなる?48時間以内が勝負ってどういう事?

まとめ

いかがだったでしょうか。

インフルエンザの検査キットが反応するのは、
菌が約1万個に達する発症後約12時間後以降という
ことが分かっていただけたと思います。

ですが「そうは言っても身体が辛すぎる」「小さい子供や高齢者はすぐ受診しないと心配」などの声も多いと思います。

今回紹介したのはあくまでも
インフルエンザ検査キットの反応の話ですが、
病院では検査キットの結果がすべてではありません。

あくまでも判断材料の一つであって、
問診での患者の様子や、周りでインフルエンザが流行しているか
などの環境を考慮して、総合的に判断してくれます。

たとえ陰性の結果が出ても、問診で先生とよく話した結果、
インフルエンザと診断されることも意外と多いです。

子供や高齢者などは特に、
急激に悪化する可能性があるので特に注意が必要ですし、
その辺りは病院の先生もよく理解してくれています。

ですので「身体が辛くて半日も待っていられない」
「子供が苦しそう」などの場合は無理せずに、
そして検査の有無に関わらず、すぐ病院へ行くことを強くおすすめします。

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