カブトムシの幼虫の土の交換時期や頻度でベストなタイミングは? | 季節を楽しむ暮らしの知恵まとめ

カブトムシの幼虫の土の交換時期や頻度でベストなタイミングは?

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カブトムシと言えば夏の風物詩で、
子供達にも大人気の昆虫ですよね。

私の子供が通う保育園では毎年園児が
幼虫~成虫になるまで育てているのですが、

成虫が生んだ卵がかえると、
家に幼虫をもらってくることもあります。

でも、幼虫を育てた経験がないと色々と
疑問がでてきますよね。

幼虫を育てるにあたって、土はどのようなタイミングで変えれば
良いのでしょうか?どれくらいの頻度で土の交換をしたら良いのでしょうか?

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カブトムシの幼虫の育て方

夏場に成虫が卵を産み、幼虫が生まれたら
その翌年の初夏ごろに成虫になるまでの
長い期間、気長に飼育していくことになります。

成虫と違い、幼虫は多くの時間を土中で過ごすので、
「マット」と呼ばれる腐葉土がたくさん必要です。

腐葉土とは樹木の葉っぱや枝などを土壌生物
(ミミズやバクテリア等)が分解して土状になったもので、

通気性や保水・排水性が良い上に栄養豊富なので、
幼虫にとっての生活スペースであると同時に、
食事そのものでもあるのです。

この腐葉土を入れる
入れ物は一般的な昆虫用のもので構いませんが、

数匹を同時に育てるのであれば衣装ケースなどの
大ぶりの入れ物を用意しましょう。

幼虫たちはそれぞれに自分のテリトリーを作る性質があるので、
入れ物が小さいと土の上に出てきてしまったり
弱ってしまったりします。

適度な大きさを選ぶことも重要です。

カブトムシの幼虫の土を交換する時期っていつ?

先ほど紹介したように、カブトムシの幼虫を育てる期間は
夏の終わりに成虫が卵を産んで幼虫が生まれてから、

翌年成虫に成長するまでの約1年間とかなりの長期戦です。

ただ、この期間ずっと土交換の機会があるかというと
そうではなく、幼虫が冬眠する1月~4月頃と、
サナギになる6月頃はなにもせずそっとしておけばOKです。

どちらの時期も幼虫が健康に成長するためには
大切な時期ですし、この時期に土を交換して起こしてしまうと
充分な大きさに成長しなかったり、成虫になれなかったりする危険があります。

それに幼虫が活動していない時期ですので、
どちらにせよ食事も排泄も必要がなく、土交換の必要は
特にないでしょう。

カブトムシの幼虫の土交換の頻度ってどれくらい?

幼虫が冬眠している時期とサナギになってからの期間以外は、
幼虫は活発に活動しています。

とはいっても特別に
何かしているという訳ではなく、

人間の赤ちゃんのように
ひたすら食べて排泄して寝ての繰り返しです。

幼虫のエサはマットに豊富に含まれていますので、
食べればそれだけ減ってしまいますよね。

ですので、
こまめな土の交換が必要になってきます。

「マットが減るとかはわかるの?」というと、初心者目には
少々分かりにくいようですが、幼虫が食事をすると、
排泄はかならず土の上に出てきてしますので、

土の表面が細長い糞で汚れてきたらすぐに土を
変えてあげましょう。

土ごと交換するのが一番早いのですが、
ふるいにかけて糞だけ捨て、その分マットを足していく方法でも
良いですよ。

その他にも冬の時期は時に乾燥しがちなので、
土が乾いているようなら霧吹きなどでたっぷりと土表面を
湿らせてください。

この作業は冬眠中でも定期的に行い、
幼虫が脱水症状にならないように気を付けましょう。

まとめ

カブトムシの幼虫の飼育というと難しそうに感じる方も
多いと思いますが、保育園児や幼稚園児でも出来る作業なので
そこまで身構えなくて大丈夫です。

今回紹介したように
マットの交換と水分にさえ気を付けてあげれば特に
難しくも大変でもありませんよ。

育ててみたい方や子供がやりたがっているけどサポートできるか不安という方は、
とりあえず土と入れ物を用意して、小さくて可愛い幼虫をお迎えしてみませんか?

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