インフルエンザは急に高熱が出るし関節痛で全身が痛むしで、
かかってしまうととても厄介ですよね。
乾燥する時期には特に流行り、
自分ならまだしも子供がなってしまうと高熱で
ぐったりしてしまうこともあり、親としては大慌てです。
病院で診断してもらい薬を飲んで大人しくしていれば大抵の
場合は3、4日で快方に向かうものですが、
インフルエンザは感染症なので、熱が下がったからとすぐに学校や幼稚園、保育園に行けるわけではありません。
厚労省のガイドラインを確認すると、学生は発症日を0日として5日目、かつ解熱日を0日として2日目(幼稚園児、保育園児は解熱日を0日として
3日目)までは登校、登園ができませんので、
仕事を休んで付きっきりで看病する親にとっては仕事の都合もあり、
モヤモヤする時間を過ごすことも多いかと思います。
そしていざ時間が過ぎて登校・登園するとなると、
今度は「登園許可証」が必要な場合がほとんどですが、
この証明書は診断した病院以外でも
貰えるものでしょうか?もし書いてもらえなかった場合は?など、
登園許可証の疑問を解決しておきたいですよね。
インフルエンザの登園許可証は別の病院でも書いてもらえるの?
原則的に、登園許可証を記入・発行できるのは
インフルエンザと診断した病院です。
なぜなら、それ以外の病院に行ってもいつ発症
してどんな症状があったか?などの情報が一切なく、
その状態で無責任に許可証を書くことが出来ないからです。
ただ、体調の急変で急きょ休日外来や救急センターなどの、
いつもと異なる病院で
診断をされるケースもありますよね。
そういった場合には診断した
病院に「登園許可証はかかりつけの○○病院でもらいたい」と
事前に伝えておき、診断書や紹介状など、証明になる書類をもらっておきましょう。
そしていざ○○病院に行った際にはその証明書類や
お薬手帳などを持って行き、これまでの経緯を伝えてください。
この時、必要な資料は大いに越したことはないので、処方された
薬の袋や、薬の説明書なども一応とっておくと安心です。
また、登園許可証は必ずしも病院に様式がある訳ではなく
自治体や学校側に用意がある場合も多いので、
事前にどの様式で病院に
記入してもらえば良いのか?を学校や園に確認した方が良いです。
自治体や学校のホームページか
らダウンロードできるなら簡単ですが、
「職員室に取りに来てほしい」と言われることもあるそう
なので、初めてお休みの連絡を入れたときについでに確認して
おきましょう。
インフルエンザの登園許可証を書いてくれない場合どうしたらいい?
そもそも医師法の定めにより、
医師は患者が診断書の交付を
求めたら発行する義務があります。
ただ、その規定はあくまでも
診断した医師本人による場合ですので
先に紹介したように別の
病院にいっても、許可証を断られるケースが稀にあるようです
(大体は書いてくれるものなのですがね)。
その場合は手間がかかりますが診断元の病院に連絡して
やっぱり許可証を発行してほしい旨を伝えます。
取りに行ける距離なら良いですが、
遠方だったりするとその為に移動するのも大変なので郵送して
もらいましょう。
送料は患者持ちになるかもしれませんが
送ってくれるはずです。
ただ、すぐに発行できない場合もあるようですので、
病院との話を学校や園に伝え、許可証は
後から出せると言えば、許可してくれるケースも多いようです。
まとめ
本来は患者を社会保障などの面から助ける存在の証明証や診断書
などの書類ですが、非常に多忙な病院側が、手間をかけたくない
からと、交付を断ることがごく稀にあるとも聞きます。
大抵は今回紹介したような手順で許可証が手に入ると思いますが、
断られるようなケースに当たってしまった場合は、
自治体に相談してみるのも良いと思います。
そのような場合の対応や、実際に病院への確認を
してくれることもあるようですので、利用できるところを利用して、
自分や子供への負担をなるべく少なく出来るように行動していって
くださいね。