初詣に行くとその流れでおみくじも引くという方は多いのではないでしょうか。
初詣に限らず、帰省や遠出した際に、そこにある神社仏閣に参拝したついでに「おみくじでも引くか」となることもよくありますよね。
おみくじは大吉を引くとアンラッキーだと聞いたことはありませんか?
本来一番良いはずの大吉なのに、なぜこのように言われるようになったのでしょう?
今回は大吉の意味やおみくじの順序について紹介していきたいと思います。
おみくじで大吉がよくないって本当なの?
そして最近は可愛いお守り付きのおみくじもとても人気で、
それ専門の雑誌や情報誌も本屋さんでよく見かけるようになりました。
私も、とある女人守護の神社にあるダルマ型のおみくじを雑誌で見て一目ぼれして、
わざわざ参拝に出かけた思い出があります。
持ち帰って飾って良いタイプだったので現在も部屋の一角に飾ってありますが、
参拝当時の思い出や雰囲気を思い出すこともあり、
また行きたいなと思える神社です。
おみくじのあたり順については後にも解説していきますが、
おみくじで「大吉」というと順序的には一番上、
つまり一番良い運勢ということになります。
では、なぜ「よくない」と言われてしまうのでしょうか?
それは「大吉が出たと喜ぶだけで努力を怠ると結局叶う願いも叶わない」
「大吉は最高に良いから、逆に言うとそこから運勢は下がるだけ」
などという意味にもとれる運勢だからです。
大吉自体は良い運勢という事に変わりはないのですが、
大吉を引いた人間を戒める意味合いがこめられているのですね。
私も実際に大吉を引いたことが何回かあるのですが、
良い事ばかり書いてあったのは1回だけで、
あとは戒めの言葉(学業→専念すること、待ち人→遅れる、等)が多かったです。
これも神様からの注意喚起だったのでしょうね。
例えば「片思いのあの人ととうまくいくか?」
と思いながらおみくじを引いて「大吉」が出たとして、
「やった!じゃあ何も心配ないな」と思って何の努力もしなければ
何も進展しませんよね。
ここは「神様が味方してくれているんだから、頑張ろう」と、
自分も努力する心が大事なのです。
そして、あくまでもおみくじに書かれている内容が大切なので、
内容の良し悪しに関わらず神様からのメッセージだと思って
アドバイスを受け入れましょう。
もし良くない事が書かれていても「注意しよう」と
心に留めておくことで災難を防ぐこともできるのです。
ところでおみくじを引いた後の処理は「境内の木に結ぶ」
「持ち帰る」の二通りあり、どちらも正しいそうですが、
常に心に留めるという意味では、
いつでも読み返せるように持ち帰って財布や手帳に
しまっておく方が有効なのかも知れません。
私も持ち帰る派なのですが、久しぶりに読み返すと「
こんなことも書いてあったんだ!」など、
いつでも新鮮に読み返すことができておすすめです。
おみくじの正しいあたり順ってどうなってる?
おみくじの順序は、実は神社本庁で定められています。
具体的には
大吉>吉>中吉>小吉>凶>大凶
というのが正式な順番です。
ただし、神社によっては吉の位置が変わっている場合もあります。
また、次のようにもっと細かく分けられている場合もあります。
・12段階
大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>末凶>大凶
・13段階
大吉>吉>中吉>小吉>半吉>末吉>末小吉>平>凶>小凶>半凶>末凶>大凶
これは、細かく分ける際にそれぞれに決めてしまった為、
このような相違ができたのだと言われています。
基本的には最初に紹介した6段階を覚えておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
大吉の意味やおみくじの順番について詳しく紹介してきましたが、
大切なのは大吉や大凶などの表記ではなく書かれている内容です。
「大吉を引いたけどあまり良い事が書かれていない」
「小吉だけど願い事は必ず叶うと書いてある!」など、
その時その時で内容も変わっていますので、
今の運勢と今後の指針をよく見定めて、おみくじを上手に活用してくださいね。