伊達巻きと言えば、丸くて可愛らしい見た目とほどよい甘さのイメージです。
「伊達」とは「華やか」という意味があり、その言葉通りおせち料理の中でも目立っています。
文字通りくるくると巻かれているのは昔の書物(巻物)を指しており、学業がはかどるという意味で縁起の良い食べ物です。
家族の中に入試や試験を控えた方がいるなら、是非食べてほしい一品ですね。ただ、いざ既製品を買いに行こうと思っても年末のあのスーパーやデパートの混雑の中に入っていくのは一苦労ですし、そんな苦労をしてせっかく買い物に行ったのに、伊達巻きは既に売り切れということも結構あります。
「なら自分で作る!」と思い直して、材料としてよく使うはんぺんを探しても・・・共に完売だったりします。
そんなときは気落ちしてしまいがちですが、あまりガッカリ
しないでください!今回ははんぺんがなくても作れる伊達巻きレシピや、具体的なはんぺんの代用品を紹介していきます!
□伊達巻きではんぺんの代用になる材料って何がある?
代用品があれば、スーパーでも選択肢が増えて買い物がしやすいのに・・・
と思いますよね。そこで代用できる材料を
以下に紹介していきます。
・白身魚
伊達巻きは本来、白身魚のすり身に溶き卵と出汁を加えて混ぜ、砂糖で調味して焼き上げる料理です。
白身魚をすらなければいけないのは面倒・・・という手間を考えて、最近でははんぺんを使う事が増えてきたので、むしろはんぺんの方が代用品なのです。
・エビ
こちらは単体でも、白身魚のすり身と合わせても良いです。
好みの味に合わせたり、どちらかにアレルギーがある場合にも選びやすいですよね。
・豆腐
木綿の豆腐をしっかり水切りしたものも、はんぺんの代用品になります。
「子供が白身魚と甲殻類のアレルギーがあって・・・」と心配なママさんや、魚の風味が苦手な方にも使いやすい代用品です。
これならコンビニで買える率も高いですよ!
伊達巻きのはんぺんなしで作る作り方は?
ここでは白身魚を使用したレシピを紹介しますので、代用品によって白身魚の箇所を変えていってくださいね。
○家で作れる基本の伊達巻き
<材料>
・白身魚:2切れ
・卵:4個
・だし汁(白だしでも可):大さじ3
・砂糖:大さじ3
・みりん:大さじ1
・塩:少々
<作り方>
1. 材料をすべてミキサーかフードプロセッサーに入れてよく混ぜる
2. 四角いオーブン皿(耐熱皿や天板など)に1を流し込み、180度のオーブンで20分程焼く
3. 2を取り出し、巻きすに焼き面を下にして乗せて巻いていく。
巻き上がったら両端を紐や輪ゴムで固定して、冷蔵庫で冷ませば出来上がり
いかがでしょう。
思ったより簡単そうと思った方も多いのではないでしょうか。
白身魚以外の材料(エビや豆腐、はんぺん等)も作り方は同様です。
ただ、はんぺんや白身魚を使用する場合は丸ごとではなく、小さくちぎってからミキサーなどに入れてください。
早くよく混ざりやすいですよ。
ちなみに面倒臭がり屋の私はオーブンを使うのさえ面倒で、玉子焼き用のフライパンで3まで済ませたことがあります
これ、巻きすで巻かないので見た目がロールケーキみたいですが、普通の日のお弁当にも入れる事ができて結構便利ですよ。ご参考までに。
まとめ
伊達巻きは混ぜて焼くだけなのでおせち料理の中でも簡単に仕上がる料理です。「でも、うちにはミキサーとかないよ」
という方は、100円ショップですり鉢が売っているのでそちらを使用するのもおすすめです
少し小ぶりですが充分使えますので是非試してみてください。
材料も少なくて済むので手作りするのに魅力的ですよね
。年末で特別に売り出している伊達巻きは結構高額だったりするので、場合によっては作った方が安いという長所もあります。
この機会に今年は自分で伊達巻き作りをやってみませんか?