結婚して初めて迎えるお正月は昨年とはまた違ったもので、多くのご夫婦が新婚生活を満喫しているのではないでしょうか。
お正月はお互いの実家に帰省しようか?旅行しようか?または家でのんびりと過ごすのも良いなぁと、色々と計画を立てて話し合うのも楽しいですよね。
「結婚してもう何年目だっけ?」の私は、新婚のワクワクするような時期を羨ましく思います。
さて、そんな楽しい年末年始を過ごすにあたり、事前にしっかりと済ませておきたいのが年賀状書きです。
年内に結婚式をした場合、基本的には参加してくれた人に対して年賀状を書くのはマナーですが、具体的にどんな文面で書けば良いのか悩むこともありますよね。
親しい友人や同僚なら、文章も砕けた感じで書いたり、内容もエピソードも浮かびやすいですが、親戚となるとちょっと考え込んでしまいます。そこで今回はそんな時に役立つお礼の一言を紹介していきます。
年賀状で親戚に結婚式のお礼を書く場合の文例のおすすめは?
結婚式後初めての年末ですと、結婚式での写真を使用した年賀状を既に印刷して準備しているご家庭もあると思います。
ちなみに我が家の場合は挙式のみだったのと、夫婦2人とも写真を使用するのが気恥ずかしかったので普通の干支のイラストを選びましたが、それでも既に印刷を済ませたものを用意し、一言手書きで添えた覚えがあります。
印刷時にお礼文を挿入することもできますが、できるだけ手書きで書き添えた方が丁寧ですし、お礼の気持ちも伝わりやすいですよ。
以下の例文を参考にしてみてくださいね。
・あたたかいスピーチをありがとうございました
・遠方からお越しいただき、本当にありがとうございました
・これから夫婦で協力して頑張っていきます
・またお会いできる日を楽しみにしております
・寒い日が続きますのでお身体にお気をつけください
参加してくれたことに対するお礼の一言はもちろん、結婚式で余興やスピーチを引き受けてくれた親戚にはそのことに触れての一文にすると、「ちゃんと覚えておいてくれているな」と相手も気持ちが良いものです。
また、遠方でなかなか会えない親戚には、夫婦として努力していくことや相手の身体に気遣うような一文にすると、個別のメッセージというのが伝わりやすくなります。
特に夫側の親戚だと、「優しいお嫁さんだな」「気遣いのできる奥さんだな」と、好感を持ってもらえるでしょう。
結婚式に不参加だった親戚への年賀状は注意が必要?
結婚式に不参加だった親戚も中にはいることでしょう。
そういった場合でもよほど遠縁の親戚でもない限りは、年賀状を出しておいた方が無難です。
招待状を出した上での先方の都合で不参加だったのならまだ良いのですが、注意したいのは距離や結婚式会場の人数の都合で招待できなかった親戚の場合。
基本的には結婚した本人たちから結婚式後に個別に直接挨拶しに行くのが丁寧なのですが、仕事の都合やお式が何月だったのかにもよって時間的余裕がなく、一度も挨拶出来ずに年賀状を送るパターンも多いです。
この場合は「まあ、両親が報告してくれているだろうから」と軽く考えずに、結婚報告を兼ねた年賀状にするのがマナーです。
中には「○○ちゃん、いつの間にか結婚したんだ・・・」「そういえば△△さん(両親など)が言っていた気がするけど、報告はなかったなぁなど、相手によっては気にしてしまったり心から祝福できないケースもあるようです。
次の文を参考にして、新年は直接挨拶に伺えると良いですね。
これからは夫婦で力を合わせて頑張っていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
・ご報告が遅れましたが、昨年○月に結婚いたしました。今年は
そちらに夫婦で挨拶に伺えればと思っております。今後とも
よろしくお願いいたします。
まとめ
年賀状は印刷したものをそのまま送る方も多いと思います。
郵政の年賀状プランでは印刷から配達まで一括で請け負ってくれるサービスもあるので、これだと便利な一方、手書きの一文が無いのは寂しいなと思うのも正直なところです。
普段は印刷のみで良しとしても、結婚式を終えて初めての年賀状なら、個別に一言、手書きのそえ書きをしてみてくださいね。
少し手間だと感じても丁寧な対応をすることでマナーの分かっている夫婦として、あたたかく見守ってもらえるでしょう。