初詣といえば皆さんどこに参拝されるでしょうか?
毎年決まった神社やお寺に行く方もいれば、この機会にと有名な神社へ参拝に遠出する方も多いと思います。
私は毎年夫の実家に帰省するので、年明けすぐは夫の実家近くの神社へ、居住地に帰って来てからは家の近所にある神社へと2カ所参拝していることになります。
御祭神も全然違う神社ですが神様が怒るようなことはないそうで安心です。話が逸れましたが、「有名な初詣の神社と言えば?」と聞くと、関東なら明治神宮や成田山新勝寺、京都府なら伏見稲荷大社や平安神宮もとても有名ですよね。
伏見稲荷大社は駅からすぐのイメージなので参拝者が多いのも納得ですが、平安神宮もかなりの混雑だとよく聞きます。
この平安神宮、普通の日の参拝なら私も観光で何回か訪れているのですが、初詣となるとどれくらいの混雑状況なのでしょうか?
また、車で行っても大丈夫?などの疑問も多いと思いますので、今回は平安神宮の初詣について紹介していきたいと思います。
平安神宮の初詣の人出や正月の混雑状況は?
平安神宮は京都市にある神社です。
御祭神は平安遷都を行った桓武天皇と、平安京で過ごした最後の天皇である孝明天皇です。創建は明治28年と歴史はまだ浅いですが、社殿の多くは文化財に登録されています。
地元の人をはじめ、観光客や修学旅行生でいつも混雑しているイメージの平安神宮ですが、初詣の参拝者は約25万人ほど。
同じく京都府の伏見稲荷大社は毎年約270万人と言われているので、他の神社と比べると意外とお参りしやすいかも知れません。
なんといっても境内がとても広く、参道では両側に屋台が出ているのですがそれでも広々と歩けますよ。
ただ、大みそかから元旦にかけては一時的に物凄く混雑するので、それを避けたい方は1月2日以降に参拝するとだいぶ道幅にもゆとりが生まれています。
平安神宮の駐車場に正月でも車を停める裏技とは?
そもそも、平安神宮に駐車場はありません。
ですので車で参拝に行きたい場合は近くにある京都市営の駐車場を利用してください。
「京都市営岡崎公園駐車場」や「京都市勧業館駐車場」などがあります。
ただ、毎年三が日は交通渋滞が起きやすく、駐車場の周辺では誘導員の方々が出ていますので指示に従いましょう。
場合によっては近所のコインパーキングを探した方が良いかもしれませんが、平安神宮の近くには八坂神社もあり、時間によってすべて満車になっている可能性があります。
初詣時期のコインパーキングは参拝してすぐ帰る事が多いので待っていれば何処かしらには停められそうなものですが、この周辺は観光もできるので長居する参拝者も多く、車の回転率が悪いようです。
出来るなら公共機関を利用するか、最寄り駅からタクシーを使うのが一番無難だと思うのですが、「どうしても車で行きたい!」という方もいると思います。
そこで裏技として、「最寄りのバス停から2、3カ所離れた停留所付近のコインパーキングに車を停め、そこからバスを利用して移動する」のはいかがでしょう?
具体的には、京都市バスの「岡崎公園・美術館・平安神宮前」が最寄りのバス停なので、少し離れた停留所である「三条京阪前」や「京都市役所前」の付近にあるパーキングに留めるのです。この辺りなら距離的にも少し離れるので元旦でも留めやすいですよ。
そしてバスで移動すれば、すぐに平安神宮前に着きます。
市バスは頻繁に通っていますし、混雑が苦手な方でも2、3カ所(10分程度)で目的地に着くので利用しやすいと思います。
市バスに乗る時はICカードを持っているとより便利ですよ。機会があればぜひ試してみてください。
まとめ
平安神宮は参道が広々としているので初詣も比較的行きやすい神社だと思います。
すぐ前には公園もコンビニもあるので小さなお子様連れでも意外と便利です。
ただ、京都市内の神社ということで混雑するのは神社内よりもむしろ道路の方が心配な所です。
やはり混雑は嫌だなという方は、参拝日や時間をずらすなど工夫をして、ストレスのない初詣にしましょう。