たけのこを人からいただいたけど
たけのこはアクをとらなければ食べられないって本当なの?
普段は水煮しか使わないからいまいちたけのこのアクについて
わからなくてお困りではありませんか?
今回はたけのこのアク抜きについてご紹介していきます。
たけのこはあく抜きしないで食べることって出来るの?
たけのこは掘ったばかりのものはそのまま食べることができます。
新鮮なうちはアク抜きしなくても食べられるのです。
実はアクというのは土から掘ったばかりだと少なく、
時間が経つにつれてアクのせいで「えぐみ」が
うまれてきてしまうのです。
ですので、今日掘ってきたばかりだよというたけのこ
ではなくスーパーなどで買ってきたたけのこは
アク抜きをしなければ食べれたものではありません。
掘りたてのたけのこは生のまま穂先を
お刺身にして食べれるほどなんですよ。
アク抜き不要で食べられるたけのこは、
・今日とれたたけのこであること
・白いもの
・穂先が黄色で閉じているもの
・いぼいぼが白やピンク色の薄い色のもの
です。
これ以外のたけのこはすでにアクが
発生している可能性があるのでアク抜きをせずに
食べないでくださいね。
「これ、採りたてだから!!」といただいて
だったらアク抜きせずに食べれるかと思って
食べてみたらアクのせいでひどい目にあった……
そんなこともあるのです。
採ったのは今日でも
もしかしたら昨日から頭を出していたたけのこなのかも
しれないからです。
そうなるとアクはどうしても
出てしまうのです。
しかしなかなか掘りたて取り立てのたけのこを
手に入れることは少ないと思います。
その場合はきちんとアク抜きをしておきましょう。
たけのこのアク抜きについてご紹介します。
たけのこの簡単なあく抜き方法
大きな鍋を準備しましょう。
外側の硬い皮を2~3枚剥いておきます。
たけのこの穂先部分を斜めに切り落とします。
縦方向に皮に切れ目を入れておきます。
たけのこを鍋に入れて、たけのこが隠れるぐらい
水をいれます。
米ぬか1カップを入れて、輪切りにした唐辛子を
2~3本入れて強火にかけます。
沸騰しかけたら弱火にし、落し蓋をして2時間ほど
茹でます。
たけのこの根元に竹串などで刺してみて柔らかく
なっていれば火を止めます。
そのまま自然冷却し、一晩ほどそのままつけておきます。
これでアク抜きは完成!! 案外、簡単ですね。
たけのこをあく抜きしないで食べるとどうなるの?
たけのこをアク抜きせずに食べると、「えぐみ」と「苦味」で
食べれたものではありません。
体に害があるかどうかですが、長い間よっぽどの量を
たくさん摂取しないかぎりは特に影響ありません。
ですのでもしあまりアク抜きされていないたけのこを
食べても大丈夫ということです。
たけのこの「えぐみ」の原因は「ホモゲンチジン酸」や「シュウ酸」
です。これが食べた時に、うぇっとなる原因なのです。
ホモゲンチジン酸は里芋にも含まれていますし、
シュウ酸はほうれん草にも含まれているものです。
摂取しすぎると結石になりやすいとか吹き出物が出やすくなる
と言われていますが、それは先ほども言ったように毎日
大量に摂取した場合のことです。
普段の食事ではそこまで深く考えなくても大丈夫です。
まとめ
たけのこといえば、焼きたけのこやわかめと一緒に炊いてしまったり
炊き込みご飯にしてしまうなど、どんな料理にも変身することが
できるのです。
やはりおいしいたけのこを食べたいと思うのが普通だと
思います。
たけのこはアクが強いものなので、採りたてはアク抜きせずとも
食べられる。
しかし時間がたったものはアク抜きしないと
食べられないと思っておいてください。
以上、たけのこのアク抜きについてでした!!