§ガムを噛んでいてうっかり服につけてしまったことや、
家族や他人のガムが不意についてしまったことはありませんか?
ベタベタと粘着力のあるガムは、
一度服についてしまうととるにはかなりの労力がかかりますよね。
本当に効果のあるガムの取り方には
様々な方法があるとも言われますが、
具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
洗濯機やクリーニングは有効なのでしょうか?
洋服についたガム取り方は?
普通に指で引っ張ったり擦ったりしてもなかなか
取れないガムですが、その取り方には実はいくつかの方法があるのです。
簡単に紹介していきますので
「簡単そう!」「これなら出来そう!」という方法から
臆さずにやってみましょう。
冷やしてとる
ガムの原材料の一つに「チクル」という成分があります。
これはサポディラという熱帯地域の多くに分布する木の
樹液を煮詰めたものなのですが、粘着性のもとの一つに
なっているものです。
そしてこのチクルには冷やすと
粘着性がなくなるという特徴があるので、
ガムがこびりついてしまった服はもちろん、靴や髪の毛にも
冷やすのは非常に有効な手段です。
小さめのニットやTシャツならばビニール袋に入れて、そのまま冷凍庫へ
INして1時間ほどしっかり冷やし固めましょう。
あとは指で擦ればボロボロと簡単に落とすことが
できますよ。コートや厚手のパーカーなど、冷凍庫に
入らない洋服の場合は、
ガムのついた部分のみ
氷や冷却スプレーで冷やしても同じ効果が得られます。
油でとる
家庭にあるサラダ油をキッチンペーパーやガーゼに
染み込ませて、ガムの部分をやさしくゆっくりと剥がしていきます。
ガムには合成樹脂である酢酸ビニル樹脂が
使われており、これは油に溶けやすい特徴があります。
ですので、市販のサラダ油でもゆっくりと浸透させることにより
服に付いた部分のガムが溶けて取れやすくなるのです。
ただし、油でガムをとった場合には洋服にも油汚れが
残ってしまいますので、ガムが取れ次第、中性洗剤で
もみ洗いすることを忘れないでください。
アルコールでとる
油と同じ理由でアルコールも有効です。
やり方も同じで、
布やキッチンペーパーによく染み込ませてからガム汚れに
当ててゆっくりと剥がしてください。
消毒用のアルコールでも
ウイスキーなどの度数が高いお酒でも効果は同じです。
注意事項として、アルコールは服の生地が傷みやすいので、
オシャレ着には特に不向きです。
どうしても行う場合は極力優しい力で行い、
やはり仕上げには中性洗剤で手洗いすると良いでしょう。
洋服についたガムは洗濯機で回してもいい?
面倒だからとそのまま洗濯機に入れたくもなりますが、
実は洗濯洗剤にはガムを取ったり溶かしたりする
効果はありませんので、
ガムが付いた部分が余計に
固まってしまい後になりやすいです。
さらに洗濯槽に付着したり排水弁にガムが詰まったりすると
故障の原にともなりますので絶対にやめましょう。
洋服についたガムはクリーニングに出せる?
多くのクリーニング店には「ガムの染み抜き」なる
メニューがありますが、すべてのお店という訳ではありません。
また、ガムの大きさや付いてしまった
服の素材によっても完ぺきにとれるかどうかは変わってきますので、
一度お店に相談するのが良いでしょう。
そしてプロに頼むことになるので金額が別料金で発生します。
大体2000円~料金が発生するようですので
費用の面も確認が必要ですね。
まとめ
ベタベタして一旦ついてしまうと「やってしまった!」
「どうしよう!」と悩みがちなガムの汚れですが、
今回紹介したような方法で大体の場合は綺麗に
取ることが可能です。
それでも落ちない場合にはクリーニング屋さんという職人の手を借りる
最終手段もありますので、大切な服を痛めず長く着られるように、
良さそうな方法を試してみてくださいね!