桜餅の作り方もち米を使って作る方法を分かりやすく解説 | 季節を楽しむ暮らしの知恵まとめ

桜餅の作り方もち米を使って作る方法を分かりやすく解説

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春が近づくと、お店でよく見かけるのが可愛らしい桜餅です。

ひな祭りでもよく食べられていますよね。

ピンク色の見た目が
とてもキュートな桜餅ですが、実はもち米を使って自分でも
簡単に作れてしまうのです!

今回はその気になるレシピや
桜餅の歴史について詳しく紹介していきますね!

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そもそも「もち米」と「うるち米」の違いは?

通常のご飯として食卓に並ぶご飯は「うるち米」を使用しています。

それに対して「もち米」は文字通りお餅やお赤飯を炊く時に
使用されるお米です。

見た目にも、うるち米は半透明なのに対して
もち米は白色なので、見間違える事はありませんが、

大きな違いと言えばでんぷんの量です。

ねばねばの素であるでんぷんの
一種「アミロペクチン」のみで構成されているもち米は、
よりお餅向きであり、

さらに冷めても硬くなりにくいという
特徴があるのです。

一応、うるち米にもこのアミロペクチンは
少し含まれているので、

例えば自動の餅つき機に普通のご飯を
入れても見た目はお餅のようなものが出来上がります。

ただしやはりもち米のお餅のようには伸びないし、
冷めると硬くなるので、

ご自宅で桜餅を作る場合には必ずもち米を
使用してくださいね。

桜餅の作り方でもち米を使って作る方法は?

「和菓子屋さんで売っている桜餅を自分で?」「難しいでしょ?」
と思うかも知れませんが、

桜餅は材料も少なく済みますし、
あんこや桜の葉は市販の物を使えば意外と簡単に作ることが
できますよ。

ここでは一般的なもち米使用の桜餅の作り方をご紹介します!

【基本のもち米桜餅(10個分)】

―材料―
・もち米:2合
・食紅:極少量
・桜の葉の塩漬け:10枚
・こしあん:200g

―作り方―
1.もち米を研いで多めの水に一晩浸す
2.翌日に1の水を捨て、2合分の食紅を加えてよく混ぜてから
炊飯器で炊く
3.もち米が炊き上がったら熱いうちに、しゃもじやすりこ木で
よくつぶし、少し冷ます
4.桜の葉の塩漬けを20分くらい水に浸し、キッチンペーパーで
水けを拭き取っておく
5.桜餅1個分の大きさのあんこを10個つくる
6.3を手のひらサイズに丸く広げ、あんこを挟んで桜の葉で包む

桜餅の皮も甘くしたいという時には、炊き上がったもち米に
砂糖を大さじ1くらい加えてみてくださいね。

また、こしあんの
代わりにつぶあんを使用しても良いですし、

最近はピンク色で
甘い中にも塩気がある「桜あん」なる

あんこも売っていますので、
お好みのあんこで作ってください。

桜餅がひなまつりに食べられている理由

ひなまつりに食べるのが習慣化している桜餅ですが、ではどんな
しきたりや由緒があるのかというと・・・

実はひなまつりに桜餅を
食べるという行為には何の理由も意味もないのです。

ではなんでこんなに習慣化しているかというと、
それにはいくつかの説があるようです。

・桃の節句は桃色(ピンク)が似合うという事で、自然とピンク色の
お餅が食べられるようになった

・端午の節句には柏餅を食べる風習に対抗した

・昔のひし餅は地味で味もそんなに美味しくなかったので、可愛く
て甘いお菓子食べたいということで作られた

など、他にも様々な説があります。

どれもそれっぽいのですが、真相はよくわかっていません。

ですが、同じくひな祭りに食べられている菱餅やひなあられの
「ピンク色」は魔除けを意味しています。

これは、「ピンク色は
桃を連想させ、桃は魔除けの意味を持つ果物だから」だそうです。

そう考えると桜餅にもこのように女の子の魔除けや健康への
祈りが込められていると言うのが一番自然な気がしますね。

まとめ

桜餅というと薄皮も美味しいですが、もち米で作ってあるものも
食べ応えがあって結構な人気がありますよね。

材料は手近なもので作ることが可能ですので、
是非とも手作りの可愛い桜餅で、ひなまつりを楽しんでくださいね!

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