預かった香典の記帳方法と複数分の渡し方と香典返しのマナー | 季節を楽しむ暮らしの知恵まとめ

預かった香典の記帳方法と複数分の渡し方と香典返しのマナー

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年齢を重ねていくにつれて、自分の祖父母、親、親戚、或いは周りの関係者の方が
亡くなられたりする経験も増えてくると思います。

不幸というのは予め予測できるものではなく、突然訪れますから仕事や都合で
直ぐに弔問に伺えない時もありますよね?

ここでは自分が伺えない状況の場合、及び他人の香典預かった場合の対応を
お話ししていきたいと思います。

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預かった香典ってどうやって記帳すればいい?

私ももう気づけばそこそこのおじさんになってきましたので、
職場や身内、友人の不幸ごとにも遭遇する機会があります。

しかしながら仕事の都合上、直ぐに伺えない場合が多々あり、
『預ける側』が主になっています。

そもそも何も考えず『香典を預ける』を選択してますが、色々と調べたところ、
香典を代理として持っていくことを人に頼むのはマナー違反です。
※『代理で持って行く人』はマナー違反には当たりません。

この場合は、まずはご遺族に葬儀に行けないことと、香典は代理人が持参することを
一報入れておく必要があります。併せて弔電を打つのがベスト。

とはいえ、実際に私自身何度も『香典を預ける』という選択を取ってきており、
それに関しての違和感や、周りから指摘を受けたこともありません。

又、色々な葬儀屋さんを調べて見ると、どうしてもお通夜や葬儀に参列出来ない場合は、
『参列する知人にお香典を預ける場合もある』ということも言われています。

私個人的には、どうであれ『送る心』が一番大事だと思うので、
そこまで形式に拘る必要もないのかな。。。とも思います。

さて、では本題の『香典を預かった側』についての記帳について調べてみたのですが、
基本的に記帳はしません。

確かに来客帳は、来てくれた人を把握するためのものなので、参列していないのに書くのはおかしいですよね。

来客帳とは別に香典帳がありますので、香典だけそちらに書くのが一般的です。
その左横に小さく(代)と書けば、『代理人が来た』ということが分かります。

従って、友人/知人/同僚から預かってきた旨を受付で申し出て、そこで渡します。

香典を預かって複数ある場合の渡し方は?

香典を複数預かる場合もあるかと思いますが、大変ですが、これも先ほどの記帳についての説明同様、来客帳には記載せず、香典帳に書きます。

会社関係の場合は、会社名を一緒に記載するとご遺族の方々も分かりやすくて親切です。

香典を預かった場合、香典返しはどうなるの?

香典返しは、預かった人の分もその場で受け取ります。

受付の方も香典帳に記載されている名簿人数と、香典返しを渡した数が1:1になっているか
きちんと確認しています。(しなければいけません。)
漏れがあって、渡していないとなると相手にも失礼にあたります。

複数預かった場合でも、香典帳に記載した人数分を受け取りましょう。

もし、預かった人へ香典返しを渡すことが困難な場合は(例えば遠方に住んでいる等)、
香典帳へその方の住所も併せて記載し、受付の方に伝えます。

預かった香典の扱いのマナーのまとめ

香典を代理人に持って行ってもらう場合は、喪主やご遺族の方にフォローを入れる配慮が必要です。

又、香典を代理で持って行くことを頼まれたら、マナーをわきまえて渡しましょう。

特に「誰の代理で来た」と、必ず受付で最初に名乗るようにして下さい。

相手方に対して様々な配慮が必要であることが分かりましたが、多少の鈍さがあったとしても
私個人の想いとしては、やはり『送る心』が一番大事と思います。

※もちろん最低限のマナーは必要ですが。

私は仕事の関係で海外に居住をしているのですが、日本の常識が海外では通用しないことがあります。

もちろん日本人なので、日本人の考え方、マナーは重んじていますが、
固執しているような部分もあるなーと最近感じます。

良い、悪いは別として、ある常識に固執しすぎると本来の目的を見失いがちになります。

日本人らしいマナーや配慮は世界で一番と思いますし、誇れる文化ではありますが、
それゆえに余計な煩雑さが生まれているのも事実です。

皆さんも肩の力を抜いて、目的を明確にしていきましょう。

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