静かな会議室や式典の最中など、音が響きそうな場所では「お腹の音、鳴らないかな?」と心配になりますよね。
あの独特な「グー」という音は結構響きますし、音の主は後々まで気にしてしまったりします。
この音が鳴りそうになったら留める方法はあるのでしょうか?効果的なツボや食べ物があれば知っておきたいですよね。
大切な集まりの時にお腹の音ばかり気になることの無いように、一度詳しくお腹の音について知っておきましょう!
お腹の音の正体は?
独特なお腹の「グー」という音は、正式には「腹鳴(ふくめい、はらなり)」と呼ばれます。
主に空腹時に鳴りやすいのですが、これはお腹がへって血糖値が下がった時に脳が「胃に残っているものをさっさと腸に送って胃にスペースを作りなさい!」と指令を出すからです。
結果、胃の活動が活発になり、胃の中の内容物と一緒に空気が腸に移動します。その空気の移動の際にあの「グー」という音が鳴るのです。
音は空気の移動の音だったのです。
空腹ではない時も、普段飲み込んでいる空気が胃の中のものと混ざり、腸に移動する時に鳴ることもあります。
お腹の音を鳴らさない方法でお腹の音を止めるツボってどこ?
親指と人差し指のつけ根の真ん中の、いわゆる水かきの辺りに「合谷穴(ごうこつけつ」というツボがあります。
空腹を抑えるツボとして有名なのでよくダイエット方法でも紹介さますが、これを軽く押して刺激すると一時的にお腹の音を止めることができると言われています。
お腹の音を鳴らさない方法でお腹の音を止められる食べ物って?
場所により難しいこともありますが、糖質を補給することで血糖値があがるので、一時的ですがお腹が鳴るのを止めてくれます。
飴やキャラメル、チョコレートなどが食べやすいサイズが多くて便利ですよ。
大事な会議や式典中に食べ物は・・・と思う方は、直前に一口でも食べておくと安心です。
まだまだある!お腹の音を止める方法
ツボや食べ物以外にも効果があるとされているものをいくつかご紹介します。
やりやすそうな方法を試してみてくださいね。
・深呼吸をする
大きく息を吸い込むことで、一時的ですが胃の空気を抑えることができます。ゆっくりと息を吐くのも忘れないでくださいね。
・背伸びをする
背中が丸まって猫背のような姿勢でいると、どうしても胃に負担がかかりがちです。そのまま胃が圧迫されてより大きい音がならないように、適度に背伸びをして胃が楽な姿勢をしましょう。
・背中をトントンする
胃の後ろ辺りを、肩たたきの要領でトントンたたくことで、胃の中の空気がゆっくりと腸へ移動していきます。結果的に音も鳴りませんので安心です。
・事前に食事をする場合に早食いしない
昼食後、午後一で会議!などの場合は特に早食いには注意をしましょう。早食いするとより多くの空気を食べ物と一緒に体内に取り込んでしまうので、満腹でも音が鳴ってしまいます。
・食事中に水分をとりすぎない
食事中に水分を多くとると、胃酸が薄まって消化が上手くいかなくなる場合があります。すると普段以上に音が鳴りやすくなるので、食事中は極力控えるか食後などに適度にとりましょう。
・炭酸飲料は避ける
炭酸は二酸化炭素なので胃に溜まりやすく、お腹の音だけではなく口からのゲップも心配です。何か用事がある前にはあまり飲まないようにしてください。
まとめ
お腹の音は気にしない方もいる一方、かなり恥ずかしい思いをする方も多いと思います。基本的には直前に飴を口の中に入れておいたり、背筋を伸ばして静かに深呼吸したりすることで防げる場合も多いので、お腹が鳴る気配がしたら今回紹介したような対策方法を静かに試してみてくださいね!
対策を知っているとそれだけで精神的ストレスも解消されるので、結果的にそういった場所でお腹が鳴らなくなる方もいるようですよ!