口の中でとろけるような柔らかい生チョコは、甘いもの好きにはたまらないスイーツの一品ですよね。
洋菓子店でも見かける機会が多いですが、贈り物やバレンタインが近づくと手作りする方も多いのではないでしょうか。
でも、生チョコって材料は少ないけど作るのが難しいし固まらなくて失敗してしまった経験はありませんか?
私もいざ作ってみよう!と最初に作った時には見事に失敗してしまい、何故か固まらない・・・となった経験があります。
結局すぐに諦めて半端に溶けた生チョコを一人で食べたのですが、それはそれでまあ美味しいかな、と思いつつも、まず失敗したくない!もし失敗しても上手にリメイクしたい!と思いますよね。
今回は生チョコが固まらない原因と対策、そして失敗してしまった場合のリメイク方法を詳しく紹介していきます。
生チョコが固まらない失敗の原因は何?
一言で原因と言っても様々なことが考えられますので、次の事項を読んでいただき、原因となっていそうなところを改めるのが一番早く解決すると思います。
・冷やしたりない
溶かしたチョコレートと材料を混ぜたら、冷蔵庫で冷やし固めますよね。通常は1、2時間で固まりますが、材料の種類、分量が時間に影響することがありますので、余裕を持って半日くらいじっくりと冷やしてみてください。
これでも固まらない場合は、水分量が多い(生クリームの量が多かった)可能性が考えられますので、もう一度湯せんで溶かし、チョコレートを少し足してみてください。
・生クリームの種類
生チョコを作る際、上手に固めるにはある程度の脂肪分が必要ですので、市販の生クリームは植物性よりも動物性を選んで購入してください。
脂肪分といえばチョコレートにも入っているので、チョコレートを選ぶ際にもカカオ90%などのいわゆる甘くないものより、普通のミルクチョコレートを選ぶと湯せんで溶かす際からスムーズですよ。
・牛乳や豆乳を代用している?
生クリームの代用として牛乳や豆乳を入れた場合は、生クリームと同じ分量で入れてしまうと、硬すぎ、柔らかすぎ、美味しくないなどの失敗をする場合があります。
代用品を入れる場合は本来の生クリームの分量の半分、そして脂肪分を足す意味でバターやマーガリンを追加しましょう。
生チョコで失敗してか固まらない時のアレンジレシピは?
前述の方法でなんとなく原因が分かったから次こそは!となっても、目の前にある失敗作はどうしよう・・・と悩むこともありますよね。
私はそのままスプーンで食べてしまいましたが、なんとなく味気なくもあります。
・ホットチョコレートにする
牛乳や豆乳を温め、そこに固まらなかった生チョコを入れて飲み物としてアレンジしましょう。
ココアパウダーをふればより本格的に仕上がりますし、家族が近くにいれば一緒に2、3杯作ってあげましょう。
普段なかなか飲まないものなので喜ばれます。
・チョコフォンデュにする
クッキーやマシュマロがあれば、固まらなかった生チョコをもう一度湯せんにかけて温めたものを付けて食べましょう。
イベント感もあって楽しいアレンジ方法です。フォンデュにしては逆に少し硬い・・・という場合は、湯せんの際に生クリームや牛乳をプラスしてみてくださいね。
まとめ
生チョコは作るのに手間暇がかかりますが、手作りすればお店で買うよりも安く済んだり、自分好みの味や形に仕上げられるのでおすすめです。
家族や恋人、友人にも、綺麗にラッピングした手づくりの生チョコを贈ると「え!作ったの?凄い!」と、褒められること間違いなしですよ。
チョコレートも好みによってホワイトチョコレートを使用したり、仕上げに振るココアパウダーの代わりにシュガーパウダーにしたりと好みに合わせて楽しみながら作ってくださいね。