溶連菌の潜伏期間の感染力は?子どもからうつる大人もいるの? | 季節を楽しむ暮らしの知恵まとめ

溶連菌の潜伏期間の感染力は?子どもからうつる大人もいるの?

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夏のヘルパンギーナや冬のインフルエンザと同じく、
感染力が強い病気として知られるのが溶連菌(正式には
溶連菌感染症と呼ばれます)です。

溶連菌は季節関係なく感染し、
特に幼い子供に感染しやすいので幼稚園児や保育園児の
子供を持つ保護者の皆さんは常に心配が付きまといますよね。

今回はこの溶連菌の感染力やその予防について詳しく
解説していきます。我が子が感染してから慌てることのないように、
溶連菌について詳しく知っておきましょう!

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溶連菌は潜伏期間中も感染力はあるの?

溶連菌の潜伏期間は一般的に2~5日前後といわれます。

つまり「症状が出た2~5日前にどこかしらで感染した」
ということです。

普段保育園や幼稚園に通っている場合は
園で感染した率が高いですが、その期間にテーマパークや
児童館に行った場合はそっちかもしれないと感染場所を
特定することができます。

心配な感染力ですが、
最も感染しやすい時期は潜伏期間よりも発症してから
抗生物質を飲み始めて1日後と言われています。

ですので、我が子が潜伏期間かもしれないとなっても、
特段なにかしなければ!ということはありません。

高熱や嘔吐、発疹などの症状が出て初めて病院で診断される
ケースが主ですので(検査キットですぐわかります)、
症状のないうちから「潜伏期間かも?」「今から感染するかも」と
心配しすぎないようにしましょう。

かえってストレスになりますので、潜伏期間かもしれない時点での取り越し苦労は
不要です。

溶連菌にはそもそも予防注射がありませんので、
症状がでてからなるべく早く抗生物質を飲み、痛みや発疹には
その都度鎮痛剤や塗り薬を使用する対処療法となります。

溶連菌の潜伏期間中にうつる可能性は大人にもあるの?

溶連菌に感染しやすいのは15歳未満の子供といわれており、
これは免疫が十分に備わっていなかったり、

心身の体調不良によって免疫力に影響しやすかったり
するからだと言われています。

「じゃあ大人は大丈夫だよね?」
と思いがちですが、大人でも睡眠不足や風邪、ストレス等の影響で
免疫力が下がることがありますので、その際には感染する
可能性があると言えるでしょう。

ただし先ほども紹介したように、
溶連菌に最も感染しやすいのは発症してから抗生物質を
飲み始めて1日後の間ですので、大人が潜伏期間中の
患者と接触したとしてもうつりやすいものではありません。

むしろ発症中の患者と看病などで接触する際が一番
感染しやすいと言えますので、大人であってもその際の
予防は忘れないでください。

溶連菌に感染いないためにできる対策は?

溶連菌は主に咳やくしゃみによってうつる飛沫感染や、
食器やタオルを使いまわして起こる経口感染によって
うつりますので、日ごろからマスクで口元を覆い、
こまめにうがい手洗いや手指の消毒を行ってください。

また、感染者の便にも菌が存在していますので、例えば
赤ちゃんのオムツ処理やトイレトレーニング中の幼児の
トイレ補助を行う場合にはビニール手袋をして作業すると安心です。

また、感染した子供に兄弟がいる場合には
完治するまでの間はなるべく別室で過ごすようにし、
食器やタオルの使いまわしはしないように注意してください。

まとめ

高熱や嘔吐、そしてわきの下や顔、口腔内や喉に発疹が
できることもある溶連菌は、子供が発症すると心配になりますよね。

潜伏期間中も同様に心配になりますが、
感染しやすいのは発症後の話ですので、「感染しているかも」
という理由だけで心配しすぎるのも身体によくありません。

潜伏期間には気を付ける程度にして、日ごろからマスクや
うがい手洗いでの予防策を重要視していってくださいね。

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