生チョコと言えばチョコレート菓子の定番の一つといっても過言ではないくらい、今では有名なお菓子ですよね。
最近では石畳チョコとも呼ばれていますが、綺麗にカットされた見た目がまさに石畳のようで美しくもあります。
私が子供の頃にはほとんど親しみがなかったなぁと振り返るのですが、今では洋菓子店やスーパーにも置いてあって、かなり身近なお菓子になりつつある生チョコです。
お店の商品はもちろん美味しいですが、自分で作るのにも、材料が少なくて済むので大人はもちろん子供でも作りやすいですよね。
でもそんな生チョコも、材料を混ぜて冷やし固めるまでは上手にできたとして、いざカット!・・・思ったらうまく切れない!いびつになった!など、最後に失敗してしまったことはありませんか?
私は何度もあるので、その都度、うまく切れなかった部分は自分で食べていたのですが、美味しいけど悔しい・・・と毎回思っていました。
せっかくならコツを掴んで綺麗に切れている生チョコにしたいですよね。
生チョコを包丁できれいに切る方法とは?
まず、生チョコの基本的な材料はチョコレート・生クリーム・ココアパウダーの3点があれば作れます。
ただ、切りやすさにはある程度の柔らかさも必要になるので、この材料の他に水あめかはちみつ少量加えておきますと、程よい硬さに仕上がりますよ。
これらは生チョコにコクを出すにも使える材料なので、使用すれば一石二鳥ですね。
そしていざ切るときには熱湯を用意しておき、そこに包丁をつけて温めておきます。
お湯から出したら布巾で水分をふき取り、なるべく一思いに、早く切っていってください。
ゆっくり進めたり躊躇してしまうと熱い包丁で生チョコが溶けてしまいますのでスピード感が大切です。
2、3度切るとチョコが包丁につきやすくなってくるので、そしたらまたお湯につける→布巾でふき取って再び生チョコを切る、を繰り返してください。
ちなみに熱湯が面倒であればコンロの火で包丁を軽くあぶってから使ってもきれいに切ることが出来ます。
あぶりすぎると包丁を入れた時点で生チョコが溶けてしまうのであくまでもさっと火にくぐらせるつもりで行ってくださいね。
ただ、この方法でも2、3回切っていくと包丁にチョコがついてくるので、ふき取り用に濡れ布巾を用意しておくと便利です。
生チョコの切り方のコツで意外な方法とは?
「包丁を使って切るのはそもそも自信がない」、「もっと他の方法はないの?」となったとき用に、よく紹介されているのが「糸で切る」方法です。
「え、糸って特別な糸?ワイヤーとかが良いの?」と思った方、特別な糸ではなく普段使う縫い糸で充分ですよ。
出来上がった生チョコをまな板の上などに置き、両手でピンと張った縫い糸を上からおろすという方法で切っていきます。
包丁のように、包丁側にべったりという心配はありませんが、繰り返すと糸も汚れてくるので、事前に使いやすい長さにカットして何本かストックしておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
石畳のようなきれいな生チョコにカットするには、包丁を熱くして一気に切っていくか、糸を使う方法も紹介してきました。
また、それでも切り口が少しいびつだな、もっときれいにしたいのにな・・・と思った方は、カットした生チョコの上にだけココアパウダーを振るのではなく、横側にもまんべんなく振りかけてみてください。
多少の粗は隠せますし、よりお店の商品のような見た目にも仕上がるので結構人気の方法ですよ。
ココアパウダーの量が必要になってきますが、パウダーはもし余っても本来の飲み物のココアとして飲むこともできるので、多めに買っておいて損はありません。
事前にしっかりと準備をしておいて、自分だけの素敵な生チョコを作ってくださいね