家庭訪問の玄関先ってどういう意味でどう振舞うか玄関マナーを伝授 | 季節を楽しむ暮らしの知恵まとめ

家庭訪問の「玄関先」ってどういう意味?? 先生を迎えて玄関でどう振舞うかマナーを伝授

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私たちが子供だった頃の家庭訪問、お母さんが張り切って高いお茶とお菓子を用意して、リビングでおもてなしする・・・
といったイメージが根強いと思います。

でも最近では、プライバシーの問題や先生の時間の都合から、「玄関先で」と言われ、家の中に入らないことが多いようですね。

でもいざそう言われると、
「本当に言葉通りに玄関で良いの?」「失礼にならない?」
なんて不安になってきますよね。

そこで今回は、玄関先で行われる家庭訪問について、詳しく解説していきたいと思います!

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家庭訪問の目的は子供の通学路を確認し保護者と親しくなること

今も昔も家庭訪問の目的は変わりません。

一番の目的は、ずばり「その子供の家から学校までの通学路を確認すること」です。

通学路に危ない箇所はないか?寄り道しやすいお店はあるか?などを確認するとともに、
万が一ケガや災害が発生した時などに、先生が迷わず子供を家まで送り届けられるように確認しておく目的もあります。

その他には、保護者と話すことや顔見知りになることです。

保育園や幼稚園のように、保護者同伴の行事が多かったりすれば自然と顔見知りになり、先生にとっても親にとっても安心感が生まれやすいですが、小学校にあがるとそうはいきません。

そこで普段会う機会のない保護者ときちんと会って話す機会を作ることで、お互いに顔が分かり信頼感も生まれやすくなるのです。

家庭訪問を「玄関先」で行うのは時間を節約するため

公立学校では、ほとんどが玄関先で済ませる傾向にあるようです。

先生にも時間の都合がありますので、一日に回れる家庭の数は限られます。
いちいち靴を脱いでリビングにあがり、お茶を出してもらって・・・としていると、あっという間に時間が過ぎてしまいますよね。

そこで事前にお便りなどで「家庭訪問は玄関先で行います。お茶菓子も結構です」などと案内しているのです。

先生はスピーディーさも重視していて、10分程度話せれば充分と考えています。
ですので、「悪いな」「マナー違反だった?」などとこちらが思い悩む必要はありませんよ。

家庭訪問を玄関先で済ますときの常識やマナーは?

でも、言葉通りに受け取って良いのか?「本当にいいの?」と迷ってしまいますよね。

玄関で先生とお話しする準備をしましょう

玄関にスペースがあれば、座布団や折り畳みのイスなどをお出して、そのまま玄関で先生とお話をしましょう。

また、「玄関が狭くて座るスペースもないよ」という場合は、
最初に「ここでは狭いので、リビングでお話ししますか?」と声をかけ、
先生がそれを受け入れるようなら家の中にお通しすれば良いですし、断るようならそのまま玄関での立ち話で構いません。

お茶のおもてなしはほどほどに

玄関先でもリビングでも、お茶の一杯くらいは出しても構いませんが、先生が飲んでくれるかは分かりません。

合間にトイレへ行くのを避けるために、家庭訪問中に水分は取らない派の先生もいますので、無理には勧めない方が良いでしょう。

玄関先ではお茶も出せないからと、ペットボトルのお茶やパックのお菓子をお土産に渡す保護者もいるようですが、
荷物になってかえって迷惑なあ場合もありますので、
「車だし、渡しても大丈夫そうかな?」など、渡す前に先生の立場もよく観察してみてください。

まとめ

新学期が始まってすぐくらいのタイミングで行われることが多い家庭訪問ですが、
「マナーは?」「お茶菓子は?」
などと悩むお母さんも多いですよね。

ただ、先生側では
「今日は〇軒のご家庭を回るから大変」
「一家庭15分までで終わったら夕方には学校に帰れそう」
など、スケジュール重視で動いていますので、各家庭のお母さんの細かい所作までは気にしていないのです。

「玄関先で行います」「お茶菓子は不要」、と事前に案内されている場合は、それに従うのも一つのマナーです。

岡杏さんもそこまで緊張せずに、
「玄関先で子供について少し話せば良いんだ」という感じで、楽な気持ちで臨んでくださいね。

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