たけのこのあく抜きはいつまで?皮つきのままの日持ちと保存方法は?

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新年度が始まるころにはたけのこを貰う機会が大きくなり、
産直売所やスーパーでも姿を見かけるようになると思います。

 

でも貰ったり買ったりしても、すぐに下処理が
できないこともありますよね。

 

そんなときは皮のままならどれくらい放置して良いのでしょうか?
また、下処理にはどのようにしたら良いのでしょうか?

たけのこのあくぬきはいつまでに?皮つき状態での日持ちは?

たけのこは掘り出してからなるべく早く
あく抜きするのが良いとされています。

 

というのも、ずっと土中で生活していたたけのこは空気に
触れることに慣れていません。

 

空気に触れれば触れるほど傷んでいってしまいますし、
アク(味のエグミ)がどんどん強くなって
どんどん不味くなってしまいます。

 

逆に言えば採りたて~半日以内であれば
生食でも十分に食べられるそうです。

 

私は実際に食べたことはないのですが、親戚の
農家は「採れたてならそのまま醤油つけて
バリバリ食べられる」と普通に言っていました。

 

ですので、料理に使う・使わないはさておいても、
貰ったり買ったりしたらなるべくすぐにあく抜きを
済ませるのが良いでしょう。

 

皮のままですと2日くらいでアクが強くなってしまったり
腐ってしまう危険があります。

たけのこを皮つきのまま保存する方法は?

皮付きのままの長期保存はできないと先ほど紹介しましたが、

 

「どうしても今日は無理・・・」
という場合はとりあえず新聞紙にしっかりとくるんで
野菜室や玄関先などのなるべく低温、低湿度な
場所に置いておきましょう。

 

これでも保存というよりは
一時的に仮置きしておくくらいの話で、この状態でも
保存できるのはせいぜい1日2日なのに加え、アクは
どんどん強くなってしまいます。

すぐにやりたいたけのこの下処理方法は?

皮で覆われたたけのこは、皮を全部向いてから
下処理をしないとエグミが強くてとても食べられません。
たけのこを手に入れたらなるべく早めにあく抜きをしましょう。
手順は以下の通りですが、米ぬかの代わりに
重曹を使用してもOKです。

【基本のあく抜き】

1. タワシでたけのこを皮ごとよく洗います
2. 細い方の先端を切ってから皮を向きます
3. 鍋にたけのこと、それがたっぷり浸るくらいの水を入れます
4. 米ぬかを一握り入れて火にかけます
5. 沸騰したら火を弱め、そこから40分~1時間ほど茹でます
6. 時間がたったら火を止めて蓋をし、冷めるまで放置します
7. 触れるくらいまで温度が下がったら水でよく洗います

 

 

2の際にはたけのこに縦にも切り込みを入れると
より剥きやすくなりますよ。

 

また、6で放置するのが
結構大事で、置いている間にじわじわとアクが
抜けてくるので、

 

「早く次の工程に進みたい!」と思っても、美味しいたけのこのために待ってあげてくださいね。

 

とりあえずあく抜きだけでも
終わらせてしまえば、あとは冷蔵でも冷凍でも4、5日は保存可能です。

 

冷蔵する場合はタッパーにたけのこと
それが浸るくらいの水を入れて保存します。

 

お水は毎日変えましょう。

 

 

冷凍する場合は逆に水けをよく切り、
空気が入らないように保存袋に平べったく
入れてください。ただ、冷凍してしまうのであれば
事前に味までつけておくと解凍後にすぐに食べられて便利ですよ。

関連→たけのこのあく抜きは2回してもいい?できてない時のやり直しの方法

まとめ

たけのこはスーパーで一年中手に入る水煮と違って、
皮付きで手に入ると嬉しい反面保存や下処理に
悩むこともありますよね。

 

たけのこに限らず植物は環境が変わると弱りやすいので、
土中から出てきたたけのこはなるべく
速やかにあく抜きを済ませて美味しさを維持できるようにしましょう。

 

あく抜きは面倒なイメージがありますが、基本的には
今回紹介したように、じっくり茹でて
じっくり冷ませば完成ですので、四六時中
キッチンに張り付く必要もなくていっそ楽かも知れません!

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