おせちの保存って冷凍と冷蔵どっちが美味しく食べられる?

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お正月といえば食卓に登場するのがおせち料理ですね。

 

様々な食材が重箱に収まり、毎年家族で食べるのが恒例の
ご家庭も多いと思います。

 

でもこのおせち、色々な料理を
大量に作るので一度の食事ではなかなか食べきれないですよね。

 

できれば保存しながら数日は食べ続けたいですが、保存は
どのようにすれば良いのでしょうか?

お正月のおせち料理はなぜ食べる?

おせち料理といえば煮物や練り物が目立ちますよね。

 

これは三が日の間、主婦を家事から解放してゆっくりさせてあげる
という意味があります。

 

その為、味付けを濃い目にしたり、
砂糖を大量に使ったりすることで保存がききやすく
なっているのです。

 

また、元はその土地で採れたものを
使用して作る料理のことで、収穫できた野菜等への感謝の
意味もこめられていたと言われています。

おせちは冷凍と冷蔵のどっちで保存すればいいの?常温はダメ?

おせち料理で気になる保存方法ですが、どの方法にも
次のようにメリット・デメリットがあります。

 

それらをよく
確認して自分に合った方法で保存するのが良いでしょう。

・常温

先ほど紹介したように、おせちは保存のきく料理がたくさん
集められています。

 

ですので、常温に置いておいても2、3日なら平気です。

 

ただし暖房のきいているお部屋や地域によっては
お正月でも暖かい場合がありますので、室温が10度以下の
部屋や廊下に置いておくというのが前提です。

 

冷蔵や冷凍の場合は常温よりも日持ちする一方で、食材が
固くなったり変形したりする心配があるので、数日で
食べきれるというのであれば常温保存で触感や味が
変わらないうちに食べきるのがおすすめです。

・冷蔵

日持ちするおせちを冷蔵保存することで1週間程度は
もちますので、保存に最も使う方法が冷蔵ですね。

 

ただし食材によっては固くなりますし、煮物だと細菌の繁殖が
心配ですので、食べる際に火を通せるものは火を通してから
食べましょう。

 

こうすることで食中毒の心配がなくなる上に、
触感的にも作りたてのようになります。

 

手間はかかるので、
煮物系は最初からお鍋で保存したほうが楽ですよ。

・冷凍

冷凍してしまえば1カ月程度は持ちますので、ゆっくり
おせちを味わいたい場合には冷凍の方が向いています。

 

ただしおせち料理の中には冷凍に向かないものもあるので
注意が必要です。

 

例えば煮物系だと具材が水分を吸った
状態なので、解凍の際にぐちゃっと潰れてしまう心配がある上、
味も落ちます。

 

どうしても冷凍するのであれば、汁も一緒に
密閉袋に入れて、空気が入らないように袋を閉じてください。

 

また、タケノコは冷凍するとスカスカになる(スが入る)と
言われており、こんにゃくは冷凍すると触感がかなり
違ってしまいます。

 

ですので、冷凍に向かないこれらを
使った料理は避けて保存しましょう。

おせちを長くおいしく食べるためのおすすめの保存方法は?

日持ちさせるという意味では冷凍してしまうのが一番
長期間置いておくことができますが、解凍することによって
どうしても味が落ちたり触感が変わったりしがちです。

 

そもそも、おせち料理はその食事で食べる分だけを重箱に
入れて食卓に出し、空になった料理を補充してまた次の
食事に出すというのを数回繰り返すものです。

 

ですので、一品ずつをタッパー等に小分けにし、最初から冷蔵保存
しておくことをおすすめします。

 

こうすることで補充と
温めがかなり楽にできますよ。

まとめ

年末のバタバタした中で時間をかけて様々な料理をつくる
おせち料理ですが、お正月には疲れた女性の料理の手間を
省いてくれる嬉しい行事食でもありますよね。

 

自分や家族の生活サイクルに合いそうな保存方法を選択して極力手間を省き、
お正月はゆっくりと過ごしたいですね!

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