子育ての中で特に悩むのが、おむつ問題です。
いつまでおむつをさせておいていいのか。
むしろおむつって一体何歳になったら外れるのが一般的なの?
そんなお悩みをお持ちのお母さんもいる事でしょう。
おむつは人それぞれではありますが、トイレトレーニングを
しっかりとしないと保育園や幼稚園に預けるようになったときに困りますよね。
今回はそんなおむつ問題について考えていきましょう。
夜のおむつは何歳までに外れるの?
夜のおむつは昼のおむつとは別物だと考えてください。
昼ごろはおむつをせずに布のパンツで過ごせるように
なったけど、夜になるとおねしょをしてしまう。
3歳になっても夜はまだおむつをしているのは変なの
かしらと不安なお母さんもいることでしょう。
いいえ、大丈夫ですよ。
昼と夜のおむつはちょっと違うのです。
昼間は起きているので思考もしっかりしていますよね。
トイレにいきたくなったら、「トイレ!」と言えるんです。
しかし、夜になるとどうでしょうか。
寝てしまうと、自分の意志でトイレにいきたいと思っても
コントロールできませんよね。
もしかすると、わざと夜におむつではなく布のパンツを
履かせて、おねしょをしたら「おねしょをする子は
恥ずかしい子なんだよ」と言っておねしょをさせないように
意識させようとしているお母さんもいるかもしれません。
でもそれってもし自分が子どもの立場だったらどうですか?
恥ずかしさと、自分はできない子なんだって劣等感しか感じませんよね。
ですので、このやり方はあまりよくありません。
だったらどうしたらいいのか。
子どもの体の成長を見ながら、夜はすすめていくしか
ないのです。成長と共に、夜のおしっこを膀胱に
ためておけるだけの体に成長すればいいのです。
ですので、何歳から外れるのかというのはありません。
4歳で夜のおむつがとれないのは問題ありなの?
問題なしです!!
さきほども言いましたが、夜のおむつが取れるようになるのは
個人差があります。体の発育がいいほど、おむつも早く取れるでしょう。
しかし、ちょっと4歳でおねしょは恥ずかしいし、
お泊り保育もあるから心配ですよね。
ですので、寝る前の水分の補給はほどほどにして
あげてください。
夜寝る前に水分をとると、余計に膀胱におしっこが
たまってしまい我慢できずにもらしてしまいます。
夜の水分補給を気を付けるだけでも、おねしょは
防ぐことができます。
夜のおむつを外すタイミングとトレーニング法
では次は、おむつを外すタイミングとトレーニング法について
考えていきたいと思います。
まず寝る前の水分補給の注意点はさきほども書きましたね。
それはしっかりと気をつけてください。
そして夜寝る前と起きた後にトイレに必ず行く習慣を
つけさせてください。
おねしょをしないために、夜起こしてトイレに行かせるのは
NGです。寝ているのを妨害すると発育にも影響が出ますし
何より親の方も気が気でなくなってしんどくなってしまいます。
ですので、夜寝る前と朝起きた時にトイレに行こうねと
声掛けをして習慣がつくようにしましょう。
その習慣がつくと、次第に自分からトイレに行くようになり
夜に尿意を感じたら起きてトイレに行くようになります。
夜怖くてトイレにいけないというお子さんがいたら
「大丈夫だよ、もしトイレにいきたかったら起こしてね」
と一言言っておくと安心できると思います。
実は私も夜のトイレが怖くてなかなかトイレにいけなかったので
そう親に言ってもらえてからはトイレに行けるようになりました。
夜のおむつを外すタイミングは、トイレに自分から行く習慣が
日ごろからつき始めて、トイレは怖くない場所だと子どもが
理解できるようになったら外していきましょう。
まとめ
子どもにとっても親にとってもトイレの問題は
大きな問題です。
しかし、おねしょをして怒るよりも
どうしたらおねしょをしないようにできるか
子どもと一緒に考えましょう。
怒られると、子どもはそのことだけが頭に残ります。
そしてまたおねしょをしてしまうのです。
地道な道のりにはなりますが、ゆっくりと
子どもの成長と共におむつから布のパンツに
変えていってください。