夏になると注意しなければいけないのが熱中症ですが
もし子どもが熱中症になったら気づいてあげられるか不安になっていませんか?
熱中症になるとどうなるの?
もし熱中症になったらどうしたらいいの?
すぐに病院に行けばいいの?
というように、熱中症になったことがない人からすると
熱中症になるとどうなって何をどうしたらいいのか分からないんですよね。
ここでは、子どもが熱中症になったときの
症状や対処方法についてまとめています。
熱中症の子供の症状や対処法は?
熱中症は高温多湿な環境に
私たちの身体が適応できなくなって生じるさまざまな症状の総称です。
子供、特に赤ちゃんは体温調節機能が
十分に発達していないのでより一層の注意が必要です。
子供は、遊びに夢中になると
暑さも疲れも忘れてしまいますよね。
熱中症対策を忘れないように
水筒・帽子・保冷グッズなどを持たせる
直射日光に当たらないように注意する
など大人が気をつけてあげましょう。
以下のような症状が出たら、熱中症にかかっている危険性があります。
1.めまいやほてり
めまいは熱中症の初期症状。
2.体のだるさ
ぐったりして力が入らない。
3.吐き気
吐き気やおう吐、頭痛などを伴う場合もある。
4.筋肉痛や筋肉のけいれん
手足の筋肉がつる。ピクピクけいれんする。
5.異常に汗が出る
ふいてもふいても汗がでる、もしくはまったく汗をかかないなど。
6.体温が高い、皮膚の異常
体がとても熱い、皮膚が赤く乾いている。
7.呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
声をかけても反応しなかったり、体がガクガクとひきつけをおこしたり、まっすぐ歩けない。
8.水分補給が出来ない。
自分で上手に水分補給ができない。
熱中症疑惑の症状のある子供への対処方法とは?
少しでも、上記のような症状がみられたら
すぐに応急処置をしましょう。
1.涼しい場所へ移動しましょう
まずはクーラーが効いた室内や車内へ移動しましょう。
屋外の場合は、風通りの良い日陰に移動し安静にしましょう。
2.衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げましょう。
衣服をゆるめて、体の熱を逃がしましょう。
氷枕や、保冷剤でわきの下、首筋、足の付け根など動脈の通っている部位を冷やします。
皮膚に水をかけて、うちわや扇子などであおいでも体を冷やすことが出来ます。
3.水分と塩分を補給しましょう。
スポーツドリンクなどを少しずつ補給しましょう。
おう吐の症状が出ていたり意識がない場合は
気道に入ると危険ですので無理に飲ませるのはやめましょう。
熱中症の症状のある子供は病院にいくべき?自宅安静の判断の目安は?
熱中症が疑われる症状が出ても自宅で横になり安静にしていると、
だんだん状態が良くなることもあると思います。
そうすると、病院にまで行かなくても大丈夫かな?
と思ってしまうかもしれません。
でも、それはとても危険です。
熱中症は症状の重さにもよりますが、
一度なると自然に回復するのに3日~1週間ほどかかるといわれています。
夜、安静にして良くなってきたかな
と思っても次の日にはまた熱中症の症状が出ることがあります。
吐き気がでてきたり、脱水症状がすすんで
手がしわしわになって、倒れてしまったりすることもあります。
特に子供は、少し良くなると
動き回ったりじっとしているのが苦手な子が多いのではないでしょうか。
そうすると、ますます回復がおそくなってしまいます。
熱中症の疑いがあるなら迷わず病院にいって
医師の診察を受け適切な治療を受けましょう。
自宅で安静にして、治ったかな?大丈夫かな?
と思っても症状がぶり返すこともあります。
そうなると、治るのも遅くなってしまいますし、
後遺症が出る場合もあります。
私の子供の場合は、帽子をかぶり
時間もそう長時間ではなかったのですが
川でザリガニ取りをしていたら、
頭が痛いというので病院に連れて行きました。
「軽い熱射病です」と言われましたが
体が熱くてとっても心配しました。
病院か、自宅安静か
迷わずすぐに病院に連れて行って良かったと思いました。
対処方法なども教えてもらって安心です。
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まとめ
熱中症は命に関わる危険な症状です。
甘く見ずに、熱中症の症状が出たら
まず応急処置をして病院へいきましょう
呼びかけに反応しない、意識がない
水分補給が出来ないなどの症状の時は、迷わず救急車を呼びましょう。
待っている間にも応急処置は忘れないようにして
少しでも症状が和らぐようにしてあげましょう。