離乳食が始まった!と、子供の成長を嬉しがる一方で、ママに
とっては食事の裏ごしをする手間がかかってきますよね。
なかなか面倒な裏ごし作業ですが、これはいつからいつまで
行うものなのかは気になるところです。
また、今回は「裏ごしってどういうもの?」
「どうしたら簡単なの?」という疑問も解決していきたいと思います!
裏ごしって何のため?最初からお粥じゃダメ?
そもそもなんで裏ごしするかというと、赤ちゃんにとって
初めての食事を食べやすくするためです。
この時期の赤ちゃんの
お口はもちろん、消化器官などの内臓がはまだ未熟です。
さらに今まで母乳やミルクを
「飲む」だけだった赤ちゃんの身体にとって、
離乳食は初めての衝撃ですので、
最初は無理なく「一口から
ゆっくり・・・」といった具合に進める必要があります。
たとえお粥でも、最初はさらに裏ごししてから食べさせてみましょう。
お粥や野菜の裏ごしはいつまで?
一般的に裏ごし作業が必要なのは離乳食が始まる生後5か月ごろ~
7ヶ月ごろです。
そう聞くと「2、3か月の話か」と、不安も少し
取り除けるでしょうか。
野菜だと種類もあるのでもう少し長めでも
良いですし、
個人差により生後8ヶ月~10か月まで必要なケースも
あります。
この期間はあくまでも目安ですのでお子さんの様子を
みて、飲み込むのが大変そうなら必要に応じて
もっと延長しても構いません。
とは言え、産休明けから保育園に赤ちゃんを
預けている場合、
実はこの過程は保育園でやってくれることが
多いでのです。
最初は1日1回からなのでこれをお昼にして、
朝晩は変わらず母乳やミルクで過ごすという流れですので、
もし月齢の低いうちから赤ちゃんを保育園に預けるママさんは、
家でやることや休日にはどうするかを
保育園に確認しておくと
プロである先生方(保育園には保育士さんはもちろん、栄養士さんや
看護師さんもいます)に、分かりやすく教えてもらえますよ。
実は私もそのタイプで、離乳食は保育園でスタートしました。
心配でお昼時に仕事場を抜け出して訪問したこともありますが、
その際には実際に食べさせ方を教えてもらえましたよ。
初めての休日の前には、
専用のお便りを貰ってさらにレクチャーしてもらえた
思い出があります。
簡単な裏ごし方法は?
ベビー用品店やホームセンターでは「離乳食セット」なるものが
売っているので最初はそういったものを利用するのもオススメです。
ただ、セット内容は裏ごし用のザルや計量カップ、計量スプーン
などのどの家庭にもあるものですので、
無理に買い足す必要は
ありません。
裏ごし期間である生後5か月ごろ~7ヶ月ごろは
免疫力がまだ弱いので、
「使用するたびに哺乳瓶などと一緒に
消毒したい」と考えている場合は、
小ぶりな市販のセットの方が
やりやすいですね。
また、どちらにせよ一回に食べる量がかなり
少ないのに毎回作るのはかなり手間なので、
一度に裏ごししたものを
冷凍しておくとかなり便利です。
冷凍する際にはお弁当用の
カップなどに小分けしておくとより使いやすいですよ。
まとめ
離乳食の裏ごしは、野菜をゆでてザルで潰して・・・と手間暇が
かかりますよね。その割に、赤ちゃんが食べるは1、2口・・・、
時には嫌がって食べないなどと、手間の割に手ごたえがあまり
感じられないものです。ただ、赤ちゃんも未知の物が口に
入ることでそれを「呑み込めばいいの?吐き出した方がいいの?」
と、どうしたら良いのかを考えるところからスタートするので
不安があるはずです。そんな時に横でママがおおらかな笑顔で
食べさせてあげられれば、赤ちゃんも安心して離乳食を
スタートできますね。親子で最初の食事を楽しむつもりで、
また、裏ごし作業も冷凍などの工夫をして負担を上手に
減らしながら取り組んでくださいね!