離乳食を始めたことに喜びや楽しみを感じた矢先、赤ちゃんの
口の周りが荒れたり湿疹ができたりして
「なんで!?」と
なったことはありませんか?
実は結構多いお悩みなのですが、
離乳食の何が原因でそうなってしまうのでしょうか?
赤ちゃんのためにも原因を良く知り、的確に対策して
いきたいですよね。
離乳食で口の周りが荒れる原因って?
離乳食にも慣れてきたと思ったら、「赤ちゃんに口の周りが
荒れている!」「もしかしてアレルギー?
そういえば今日は卵も魚も使ったし・・・」と、
焦ってしまう場面が割とありますが、
原因のほとんどはただの肌荒れやかぶれです。
食物アレルギーだと、通常は全身に症状が出るはずですので、
大体はそこまで心配しなくても大事には至りません。
食品は大なり小なり肌に触れると刺激になります。
特にお味噌汁や卵、魚などは
ただの水や母乳と比べるとお肌には
確かに刺激がありますので、
まだ肌の柔らかい赤ちゃんの
お肌がかぶれたりすることがよくあるのです。
少し成長した
幼児や大人であっても、
普段は平気でも体調が悪い時に
たまたま相性の悪い食品を口にするとかぶれたり一時的に
湿疹ができたりすることはよくありますよね。
誰しも経験があるのではないでしょうか?
離乳食での肌荒れ対策で簡単にできる方法は?
離乳食期の赤ちゃんにありがちな肌荒れですが、
大丈夫と言っても見た目には痛そうだったり痒そうだったりして、
ママとしては落ち着きませんよね。
ですので、そういった症状が起こる前に、
普段の離乳食の時間に備えてできることをしていきましょう。
・食べる前に、口周りにワセリンを塗る
ワセリンは口に入っても大丈夫なものを選びます(ベビー用なら
大体はそうなっていますが)。
ワセリンは肌を保湿すると同時に、
食べかすや油などの汚れを弾いてくれますよ。
また、授乳も並行して行っているママは、
乳首のケアクリームを持っていることが多いですよね。
それは赤ちゃんの口に入ってもOKなものが多いので、
赤ちゃんの口周りに使用するのも有効です。
我が家では子供が赤ちゃんの頃は
母乳でもかぶれていたので、
授乳前には乳首と赤ちゃんの口周りの両方に
ケアクリームを塗っていました。
保湿は肌荒れの強い味方ですね。
ただし、既に肌が荒れて
しまっている場合だとワセリンで保湿するだけでは治らないことも
ありますので、
食事後や寝る前などに必要に応じて塗り薬も
使用しましょう。
・食後には口周りをよく拭き取る
食事後に一件口周りが汚れていなくても、食事のあとには大抵、
味噌汁などの食品の残りが付いています。
ですので、濡らしたガーゼやおしぼりを常備して、
食後はよく拭き取ってあげましょう。
口拭き用のウェットティッシュでも構いませんが、
稀にそれでかぶれることがありますので、
できるだけガーゼやタオルを濡らして使う方をオススメします。
心配であれば病院で相談も
ただの肌荒れにしても治りにくい場合には早めに病院へ
行ってしまいましょう。
小児科にかかればよくある症状の
一つですので有効な軟膏などを処方してくれますよ。
また、「特定の食材の時に酷い気がする」「やっぱり心配」
といった場合も、病院で相談するのが安心です。
結果的にただの肌荒れなら薬を処方してもらえますし、
アレルギーの疑いがあれば検査することも可能です。
アレルギー検査は
滅多なことでは行いませんが、症状によってはすぐに対応してくれます。
まとめ
赤ちゃんの肌荒れは良く起こることですが、それでもママとしては
やはり心配ですよね。
まずは肌荒れの原因となる食事の汚れを
つけないことや、ついてしまったらすぐに拭き取ることを徹底して、
お肌を清潔に保つことを心がけてください。
もし荒れてしまっても慌てずに、
ワセリンや塗り薬を使用して肌荒れが悪化しないように
ママが小まめにケアしてあげる事が大切です。