桃の節句が近くなると、雛人形を飾りだすご家庭が増えてくると思います。
立春を迎える2月4日から飾って良いとされている
雛人形ですが、せっかくなのでお人形と一緒にひなあられなどの
可愛いお菓子も飾りたいですよね!
でも、飾り方や食べる時期に決まりはあるのでしょうか?
マナーがあるのならこの機会に
きちんと知ってから、ひな祭りを迎えたいですよね!
雛人形にひなあられを飾る飾り方って?どこにどう置けばいいの?
「ひなあられの飾り方って、具体的にどうしたら良いの?」と
悩む方もいると思いますが、
雛人形自体の飾り方に細かい決まりは
あっても、ひなあられなどのお菓子に関しては、実は明確な規則や
マナーと言ったものはありません。
ですので、各ご家庭の好みに
従って自由に飾っていただいて大丈夫なのです!
最近はお内裏様とお雛様の2人だけのコンパクトなものも
多くなってきましたので、
基本的には人形や人形ケースの前に布を敷いて、お皿に並べると
いった飾り方で充分です。
パッケージの可愛いものならそのまま
人形の横に添えるだけでも、ひな祭り感が倍増しますね!
おすすめのひなあられの飾り方
「好きに飾って良いと言っても、どうしたら良いかわからない」と
いう方もいると思いますので、簡単な飾り方を紹介します!
・折り紙のミニ箱
よくチラシを再利用して作ることも多い紙の箱ですが、和柄や
ピンク・白・緑の3色の折り紙を使えば可愛い小箱の完成です!
シンプルなものでも、次の動画のようなひと工夫した小箱も
おすすめですよ。我が家の娘は毎年ひな祭りに、保育園でこの、
「折り紙小箱」入りのひなあられを持ち帰ってきます。
また、次の動画のように、さらにアレンジして牛乳パック風に
してもオシャレですよ!
・透明のミニ袋をアレンジ
100均に売っている小さめの透明ミニ袋とピンク・白・緑の3色の
リボン(いずれか1色を1本でもOK)を用意します。
やり方はとても簡単で、
透明袋にひなあられを入れてリボンで結ぶだけです。
小ぶりなものが複数あると可愛く見えますし、何個か作ってお皿に
まとめて飾るかカゴに入れて添えても、お店みたいで可愛いです!
ひなあられって飾ったらいつから食べられるの?
菱餅やひなあられを雛人形の前に飾った場合、お供え物のような
意味合いになりますので、できるならひな祭り当日またはそれを
過ぎてから食べるのが良いですね。
ただ、菱餅やパッケージのひなあられでなく、
先ほど紹介したようなお皿や折り紙の小箱に
入れてずっと置いておくのも、「ホコリなどで汚れない?」と心配ですよね。
その場合は特にマナーなどは無いので、飾ってすぐに
食べても良いですし、数日で食べてしまっても構いません。
そもそも、ひなあられを食べるようになったのはかなり昔の事で、
「ひなの国みせ」といって、雛人形を外に連れていき、景色を
見せてあげる風習がありました。
その際におやつとして持って
いったのが菱餅を砕いて作ったひなあられです。
コンパクトなので持ち運びにも便利ですし、
外でお雛様と仲良く食べてくるような意味合いがあったのですね。
ですので、現在もひなあられは
3月3日までは飾ってあげたいものです。
食べてしまったとしても、
新しいものと交換しながら雛人形の前に置き続けてあげた方が
お雛様も喜びますし、
見た目にもひな祭りを楽しみに待っている
感じが伝わってきますよ。
まとめ
ひなあられは雛人形の装飾品などと違い、飾る方法や食べる時期に
明確な決まりがある訳ではありません。
ですがお守りや魔除けの
意味での縁起ものでもありますので、
大切にする気持ちはやっぱり必要ですね。
ひなあられを飾る時は「お雛様、どうぞ」という
気持ちで飾り、食べる時には「一緒にいただきます」という思いで、
お子さんやご自分の雛人形と楽しい一時を過ごしてくださいね!