太巻きでも細巻きでも、巻き寿司を食べる機会は結構ありますよね。
お寿司屋さんでカットされたものならそのまま食べられますが、
家で作ったものや買ってきたものは自分でカットすると思います。
でも、いざ自分でやるとなると包丁について上手く切れないことや
巻き寿司が崩れてしまうことはありませんか?せっかくなので
自分でも綺麗にカットして並べたいですよね。
今回は巻き寿司の上手な切り方について紹介していきます!
巻きずしの切り方で綺麗にする基本の切り方
「基本って言っても切るだけでしょ?」と思うかも知れませんが、
次のような一つ一つの工程をしっかりと意識してやってみると、
裏技が無くても割とうまくいくことが多いですよ。
1. 包丁は「切れる包丁」ですか?
そもそも普段から野菜やお肉も切りづらい・・・というような
包丁だと、何を切っても切れ味が悪いです。
普段のお料理でそのようなストレスがあるなら、一度包丁を研いでみましょう。
簡易的な包丁研ぎならホームセンターなどで手に入りますよ。
2. 巻き寿司は作ってから少しおく
出来たての巻き寿司の海苔は、まだ乾燥していて切るのに
適しません。ご飯と海苔がしっかりと馴染んでから切るだけで、
巻き寿司が崩れるのを防ぐことができます。
3. 包丁は一回ずつ濡れたタオルや布巾で拭く
巻き寿司を綺麗に切るには、包丁が濡れていないといけません。
何故かというと酢飯が包丁についてしまうからです。
そのまま切り進めると、想像できると思いますが切るたびに崩れで
ぐちゃぐちゃになってしまいます。
そんな状態の巻き寿司を、
子供の頃に親戚の家で出されたことがありますが、正直に
言ってあまり美味しくなさそうでした。
普段、おにぎりを握る
ときも、いきなり素手ではお米が手にくっついてしまうので
手を濡らしてから握りますよね?
包丁も同じなので、一回カット
するたびに濡れたタオルや布巾で丁寧に拭きとりましょう。
このような何気ないシーンを意識することで、画期的に巻き寿司の
カットが上手くいきますよ。
また、切る時には包丁を大きく動かし、
一度でカットできるようにするのもポイントです。
小刻みに動かしたり、圧直をかけて真上から切ろうとしたりすると、
確実に崩れますのでご注意ください。
巻き寿司の切り方でラップを使って綺麗に切る方法
基本的な切り方をしてもやっぱり上手くいかない時に対処法として
最も有名なのが「巻き寿司をラップで巻く」ことです。
この時のラップに状態は
・ふんわり:×
・ぴったり:〇
です!
ラップにゆとりがあると安定しませんのでしっかりと
巻いてください。ラップごと切っていくだけで、スムーズに
切ることができますよ。
次の動画も参考にしてみてください。
巻き寿司の切り方でキッチンペーパーを使って綺麗に切る方法
ラップと同じくキッチンペーパーも、どのご家庭にもあるかと
思いますので利用しやすいですよ。やり方は簡単。
1. キッチンペーパーを包丁にかけてそのまま濡らす
2. 刃の部分のキッチンペーパーを5ミリくらい、カットする
3. そのまま切る
「塗れたキッチンペーパーはお寿司につかない?」と疑問に
思いますよね。でもこの方法なら濡れたキッチンペーパーは
包丁にしっかりくっついているので破れず、お寿司も崩れません。
まとめ
最近では節分の日に食べる太巻き(恵方巻)もカットすることが多いようです。
本来は切らずに丸ごと自分一人で食べる事で
厄除けや願掛けができるとされていますが、「そうはいっても
食べきれない」と思う方も確かに多いですよね。
このようにカットする機会の多い巻き寿司ですが、基本的な切り方を
振り返ってみることで、崩れてしまうのを防ぐことができます。
それでも上手くいかない・・・となったら、ラップやキッチン
ペーパーを上手に使用してカットしてみてください。
ストレスなくお店のように綺麗にカットされた巻き寿司を、
自宅でも再現しちゃいましょう!