2018年9月6日に元モーニング娘の
吉澤ひとみさんが飲酒運転とひき逃げの
疑いで逮捕されましたね。
ニュースを見ていると
アルコール基準値の約4倍の量で
運転していたそうですが
一体、アルコール基準値の4倍とは
どの程度の量なのでしょうか。
アルコール基準値とは?
アルコール基準値とは呼気に含まれている
1リットル中のアルコールの含有量をもとに算出されて
酒気帯び運転の定義として
「お酒に酔った状態じゃなくても
一定基準値以上のアルコール量を保有して運転すること」
とされています。
その一定基準値というのが
0.15mg以上となっています。
ニュースでは0.55ミリグラムを
超えるともうふらふらで手足の動作が
おぼつかなくなると言われていましたが
吉澤ひとみさんは
その4倍もの数値が出たとのことなので
かなりの泥酔状態だったことが予想されますよね。
気になるのが前日の夜に
缶ビールを3杯飲んだという供述。
その後、6時間ほど経っているのに
4倍以上の数値が出るのはどうなのかな…と。
睡眠中はアルコール分解が
あまり進まないとはいっても
ちょっと異常な数値なのでは?と思う次第です。
呼気中のアルコール濃度は
警察が使っているような機械を使って
測定する方法が主ですが
実は血中アルコール濃度を
計算する方法もあります。
血中アルコール濃度(%)=(飲酒量×アルコール度数)÷(833×体重)
この計算式で出てきた血中アルコール濃度を
5倍することで呼気中のアルコール濃度が計算されます。
あくまでも目安ですが
参考になるのではないでしょうか。
たとえば、体重60キロの人が
アルコール度数5%の缶ビール350mlを飲んだ時
血中アルコール濃度は0.035%となります。
それを5倍すると0.175mgとなり
基準値の0.15mgを余裕で上回っていることになります。
体重によって左右されますが
缶ビール1本でもアウトってことですね。
吉澤さんなんてめちゃくちゃ細いから
もっと少ない量でもアウトなんじゃないでしょうか。
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アルコール基準値4倍とはどのくらいの量なのかの目安
警察の調べによると
吉澤ひとみさんの呼気を調べたところ
1リットル中のアルコール量が
アルコール基準値の0.15ミリグラムの4倍近い
0.58ミリグラム検出されたとのこと。
ニュースでは0.55mgを超えると
手足の動作がおぼつかなくなると言っていたので
やっぱり泥酔状態だったのではないでしょうか。
吉澤さんの供述では
どこまでがウソでどこまでがホントなのか
まだわかっていませんが
飲酒から6時間経過しても
なお4倍以上のアルコール基準値を超える
数値が検出されるということは
缶ビール3本飲んでいるのがウソ
ということになりますし
もし缶ビール3本しか
本当に飲んでいないのなら
飲酒して6時間経過しているのがウソになり
直前まで飲酒していたことになると思うのです。
飲酒運転でひき逃げした場合の罰則は?
ここ数十年の間に
飲酒運転による取り締まりや罰則が
非常に厳しくなってきました。
今は飲酒運転だけでも
罪がとても重いのですが
自動車事故の罪で一番重いのは
飲酒ひきにげ死傷事件です。
吉澤ひとみさんについては
人をひいて、さらに現場から一度逃げてしまっています。
幸いにも、事故で人が亡くなることは
なかったものの、もし被害者が死亡していた場合は
殺人と同等の罪に問われる場合もあるほどです。
飲酒ひき逃げ事件を起こした時に適用される罪
飲酒ひき逃げ事件を起こした場合は
飲酒運転による罪とひき逃げ事件を起こした罪の
両方の罪に問われることになります。
たとえば
・酒気帯び運転、酒酔い運転
・負傷者の救護、危険防止の措置違反
・事故報告の義務等違反
・現場に留まる義務違反
・過失運転致死傷罪(自動車運転過失致死傷罪)
・危険運転致死傷罪
・殺人罪
などなど、それぞれの罪の併合罪となります。
まとめ
吉澤ひとみさんについては
過去に当時17歳だった弟さんを交通事故で無くしている
被害者の家族だったはずなのに
今回、こんな事件を起こしてしまい
本当に胸が痛いですよね。
もともと、お酒好き・酒クセが悪い等の
噂がありましたが、こんな形になるなんて
誰も思いもしなかったですし、残念でなりません。