結婚式の受付のやり方と恥をかかない受け答え方法と服装のマナーとは?

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結婚式での受付といえば
両家の代表のようなものですよね。

 

友人の立場であっても
それぞれの家の顔のような存在です。

 

私も最近、親しい知人が結婚することになり、
夫と共に受付をすることになりそうなので、
より親近感がわくこのテーマ。

 

受付業務を堂々とこなすには、どんな手順やマナーがあるのでしょうか?

結婚式の受付は何をするの?どんな風に受け答えすればいい?

結婚式や披露宴に訪れた人が、
まず初めに立ち寄るのがこの「受付」。

 

事前準備に忙しい新郎新婦の代役として、
来場してくれたゲストを感謝の意味を込めて出迎えます。

 

具体的には次のような手順で
落ち着いて行いましょう。

1.まずは挨拶

招待されたゲストがやってきて
「本日はおめでとうございます」などと挨拶をされたら

 

「ありがとうございます」と、
新郎新婦の親族側として受け答えします。

 

お祝の場なのでおどおどしたりせずに、
堂々とした笑顔でするのが理想的です。

2.受付業務

芳名帳への記帳を促し、
祝儀袋を受け取ってお金の管理をしましょう。

 

ちなみに芳名帳や筆記用具、
祝儀袋を置くお盆などは大抵の場合は
会場側が用意してくれています。

 

なので自分で用意しないといけない
ものは基本的にはありません。

 

ただ、個人的にはペンケースに使い慣れたペンや
付箋などがあれば入れておいておくと良いかと思います。

 

ちょっとした覚書や連絡事項があったときなどは使い慣れた
筆記用具があると安心です。

 

ただ、受付終了後に会場側に回収
されないように気を付けましょう。

 

また、「お金は厳重に管理しないと!」と、
すぐ見えない場所に移してしまいたくなりますが、

 

お盆から目を離さないように注意しながら、
ある程度はお盆に重ねて置いていきましょう。

 

祝儀袋がたくさん見えていた方がおめでたい雰囲気を
出せますし、受付の場が華やかです。

 

このとき、トイレや案内などで
無人にならないように注意してください。

 

新郎側、新婦側で通常はそれぞれ2人ずつ
受付担当がいますので心配ないとは思いますが。

3.会場案内

席次表などの配布物をお渡しし、
会場への入場を促します。

 

通常は会場前での受付になるので、
逐一その場から離れての案内は必要ありません。

 

ただ、事前に控室がある場合には
「あちらの控室へお進みください」や、

 

「あちらの控室にイスとお飲み物のご用意が
ございます」などと一言添えましょう。

 

控室もすぐ近くの部屋である場合がほとんどですが、
迷っているゲストには他の受付担当に

 

断ってからその場を離れて直接案内するのも
親切で良いと思います。

 

同じ理由で、トイレやクローク、
喫煙所などの場所も事前に確認しておくと、

 

聞かれた場合もスムーズに対応することができますよ。

4.受付終了後の片付け、お金のとりまとめ

テーブルや備品の片づけは会場側がしてくれるので、
「散らかったままにしない」くらいで思っておけば大丈夫です。

 

また、ご祝儀は結構な高額になると思いますので
受付全員で確認、まとめ作業を行い、決められた親族へ渡します。

 

会場内に金庫がある場合はそこに
会場スタッフと共に預けに行き、

 

鍵をかけるところまで見届けてからその鍵を渡します。
(受付終了後の現金の取り扱いは取り決めてあると思いますので、
事前に新郎新婦に確認しておきましょう。)

(その他)

受付は一般来場者より早めに入場して、
新郎新婦との打ち合わせ時間があります。
(あちらも忙しいので短時間ですが)

 

その際にお祝いの言葉を
かけるのはもちろんですが、

 

受付としてお車代を渡す人や遅れてくる人の
有無とその時の対応方法を事前によく確認しておきましょう。

 

とりまとめたご祝儀の取り扱いも
この時に確認してください。

 

また、受付に正式な決まりごとは存在しないため、
マナーに固執して硬くなりすぎず、
柔らかい物腰でケースバイケースの対応を心がけてくださいね。

女性の場合、服装やヘアスタイルはどうする?

挨拶でお辞儀を頻繁にすることになる受付。

 

ショートヘアの人は整髪剤などでよく整え、
ロングヘアの方はアップやハーフアップにして
髪が垂れないようにしてください。

 

また、髪飾りを付ける場合は
新郎新婦より華やかにならないよう、
常識の範囲内で選んでくださいね。

 

ちなみに昔、私の友人の結婚式で派手な
花かんむりをつけて登場したゲストがいました・・・。

 

ものすごく目を引きましたし、
「あれはちょっと非常識だよね」と、
後日話のネタになってしまっていました(笑)

 

服装も同じく、地味すぎず派手すぎずを心がけてください。

 

胸元がはだけすぎないものを選び、
パールのネックレスなどで飾ると上品な印象です。

 

また、アクセサリーや小物はともかく、
服そのものに白色は避けてくださいね。

 

言うまでもなく、新郎新婦の色です。よく、
「子どものゲストの場合は良い」とする話もありますが、

 

子ども用であっても
あえて主役の色を選ぶ必要はないと思います。

 

ベール持ちなどであり、
さらに新郎新婦から白を指定された場合を除いては避けてください。

 

そして靴はスニーカーなどのカジュアルなものは
避け、ヒールを選ぶのが正式なマナーです。

 

ただ、何らかの事情(ケガや妊娠中など)で
ヒールが履けない場合はローヒールのパンプスでもOKです。

 

また、スカートやワンピースの場合、
素足は失礼なのでストッキングは必須。

 

伝線したなどのアクシデントに備えて
替えのものも用意しておくと安心です。

 

そして、仏事の場合同様、
殺生をイメージさせるもの(ファーやアニマル柄など)は
祝いの場に不適切ですので控えてくださいね。

 

関連:お見舞いの現金は新札と旧札どっち?封筒のお金の入れ方と向き

まとめ

華々しい結婚式の場で受付を任されるのは
緊張も多いことと思いますが、

 

現金も扱う場所を任されるということはそれだけ
新郎新婦からの厚い信頼があるということです。

 

自信を持って笑顔を忘れずに受付業務に集中してくださいね。

 

やりきったあとは新郎新婦から感謝してもらえるでしょうし、
あなた自身にとっても
良い意味で忘れられない貴重な体験の場になるはずです。

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