本格的な夏になる前、日本には雨の多い梅雨の時期が到来しますよね。
紫陽花がきれいで子供達が水たまりを
見つけて喜んで・・・と、良いことがある反面、
ジメジメの湿気に優綱になる時期でもあります。
湿気対策には換気が欠かせませんが、時期が時期なので
いつもの換気方法で大丈夫なのでしょうか?
雨の日は野外の方が多湿なのに、窓を開けていても問題はないのでしょうか?
今回は梅雨の時期の上手な換気方法について、
詳しく解説していきます!
梅雨時期の室内の正しい換気方法は?
ジメジメした時に一番手っ取り早く快適なる方法としては
除湿機能付きのエアコンがあります。
最近のものは省エネになっているものが多いので、思い切って
購入してしまうのもありです。
梅雨は毎年のことですし、それ以外にも夏場や雨の日にも安心できますよ。
ただ、「そうはいっても、電気代がかかるのは事実」
とも思いますよね。人によってはエアコンそのものが
身体に合わない方もいます。
そういった場合でも換気しようと考えると、とにかく空気を同じ場所に
留まらせない・空気を流すということが必要です。
換気方法の代表格といえば「窓を開ける」ことですので、
ここを工夫してみましょう。ただ開けるのではなくまず
「部屋のドアと窓」もしくは「窓と窓」を開けます。
つまり空気の通り道を2か所つくるのです。
これだけで空気が流れますので、ただ一か所窓を
開けておくよりもだいぶ快適になりますよ。
さらに部屋に換気扇があればそれを(キッチンと
リビングが一体だとコンロ上にありますよね)
なければ扇風機を使ってさらに空気を流すとより早く
空気が流れます。
「扇風機を使うと結局お金がかかる」
「換気扇がずっとうるさい」という問題も出てきますが、
換気は一日中やらなくて構いません。
時間としては1時間くらい続けて完全に空気が流れたら一旦それらを
OFFにして窓も閉めてOKです。
この1時間を一日に2、3回行えば換気効果はかなり大きいと言えます。
■梅雨で雨の日は窓をあけて換気してもいいの?逆に湿気が?
先ほど窓を開ける換気方法をご紹介しましたが
「でも、梅雨時期なのに窓を開けて大丈夫?」
「湿気が入ってきちゃうし逆効果なのでは?」と心配になりますよね。
でも実は、梅雨時期や雨天の湿度が
高い日であっても、窓を開けて外気を取り入れる換気は有効なのです。
それよりも窓を閉め切ってしまうと
滞留した空気がカビの原因になる等、健康にもよくありません。
もし窓を開けるだけでは心配であれば、1日2、3時間は
エアコンを利用するなどの合わせ技にしても構いません。
エアコンはずっとつけっぱなしだと電気代が心配ですし、
身体も必要以上に冷える可能性がありますので、
タイマーを利用して数時間だけ頼り、
あとは窓を開ける時間を作れば万全ですよ!
■24時間換気は梅雨時期でも問題ないの?
最近のお家は戸建て、マンション、アパート関係なく
「24時間換気」の機能が付いていますよね。
私が以前一人暮らしで住んでいた古いアパートには
そのようなものはありませんでしたが、現在家族で住んでいる
一戸建てには浴室・トイレ以外に階段にも小さな換気扇が付いています。
おかげで空気の流れがかなり違うように
体感していますが、そもそもシックハウスの予防対策として
24時間365日動き続けているものなのです。
そのような目的のもとで設置されていますので、基本的には
時期に関係なくつけっぱなしにしていて問題ありません。
湿度を取り込んでしまうのは一時的にはそうかもしれませんが、
それよりも空気を滞留させずに常に流れを作ることが大切です。
■まとめ
湿度の高い時期にはカビの問題がかなり深刻ですよね。
その大きな原因の一つである湿度は身体的にも
不快さを感じますので換気はとても大切です。
湿度を一か所に留まらせないように窓を開けたり
換気扇やエアコンを効率的に使用したりして、梅雨時期も快適に過ごしたいですよね!