おでこに汗をかいてポタポタ落ちる、
汗のせいでおでこがテカってしまうという事態は特にメイク中の女性にとって困った事態ですよね。
放置すると肌荒れや痒みの原因にもなりますし、メイクが崩れてテカテカのおでこになってしまうと見た目にも良くなくて恥ずかしくなってしまいます。
なぜおでこにも汗をかくのでしょうか?
汗を止める方法は何かあるでしょうか?
おでこに汗をかく人とかかない人の違いは?
そもそも、おでこを中心とした顔に汗をかきやすい人と全くかかない人がいますよね。体
質のせいもありますが、よく汗をかく人の特徴について紹介していきます。
〇自律神経の乱れ
温度差が激しい場所を行き来する(暑い野外と冷房の効いた室内など)、睡眠不足、偏った食生活など、自律神経は繊細なので日々の生活の負担がダイレクトに影響してしまいがちです。
そうなると何かのきっかけで急に大量の汗をかくことがあります。
〇身体の汗線が上手く機能していない
もともとおでこには汗腺多く、何かのきっかけで活発に働く部分です。
その状態で、例えば冷房病や運動不足などが原因で身体が汗をかきにくい体質になってしまっていると、汗が顔の、特におでこに集中してしまいます。
〇肥満体質
肥満や隠れ肥満などのいわゆる肥満体質だと体脂肪が多いので体の熱を上手く発散できません。
そのため、少し動いただけでも体温が上がりやすく、身体がそれを下げようと汗が多くなるのです。
〇病気が原因
いつもおでこから汗がでる・・・という場合、何かの病気である可能性もあります。
更年期障害や自律神経失調症の他、糖尿病やリウマチなども、その症状としてほてりや汗をかくといったものがあります。
一度病院を受診してみると安心ですね。
おでこの汗で前髪がうねるのをメイクで防ぐ方法
おでこの汗が酷いと、ヘアスタイルにも影響してしまいますよね。
そんな時には顔汗専用の制汗クリームがあります。朝のメイク前に塗っておけば顔汗をかきにくいですし、化粧水や乳液も兼ねているタイプなら肌の潤いはそのまま保てて便利ですよ。
また、日中のメイク直しでも何か対策したい!ということであれば化粧直し用のパウダーファンデーションやベビーパウダーが使えます。
どちらもテカリを防止してくれますので見た目にも綺麗なままを維持できますし、前髪がおでこにくっつくのを防いでくれます。
おでこの汗で前髪がうねるのをヘアセットで防ぐ方法
対策しても、やっぱり前髪がおでこにくっついてしまう・・・という場合には、思い切ってヘアスタイルを変えてしまうのも良い手です。
前髪を少し伸ばしてねじり上げたり、ヘアピンでポンパドールにしたりすれば、おでこ汗を気にせずに可愛い印象を保てますよ。
また、いっそのことカチューシャを使うのもおすすめです。
今はオフィスOKの上品なものや、エスニック調の可愛いものなど様々な商品がありますので、自分が気に入ったアイテムでアップスタイルにするのもむしろ楽しくアレンジできます。
おでこの汗を抑えるツボは?
おでこ汗が出てきた!というのは自分でもわかりやすいですよね。
すぐに化粧室に行けない場合には次に紹介する「汗を抑えるツボ」を押してみましょう。
ツボ押しは副作用がないので安心してすぐにできる反面、持続力はないので定期的に行いましょう。
〇陰げき(インゲキ)
手をパーに開き、小指からまっすぐ手首におりたさらに
1㎝下の部分です。この部分を1秒ぎゅっと押して離すというのを
3、4回繰り返してください。
〇労宮(ロウキュウ)
労宮は、多汗はもちろん、自律神経の乱れを正常にしてくれる
ツボだと言われています。手をグーにしたときに中指と薬指の
先が触れる部分です。5秒くらいかけてギューッと押しましょう。
一度離してまた5秒、という感じで3、4セット続けてください。
〇合谷(ごうこく)
このツボは万能ツボとも言われ、様々な不調に有効です。
人差し指と親指の骨が合流する点からやや人差し指側にあり、
くぼんでいる部分なので分かりやすいと思います。
こちらも労宮と同じリズムで行うと良いですが、
ツボ押し棒などでグリグリと押しても効果がありますよ。
まとめ
基本的に汗をかくことは良いことなのですが、おでこに集中してしまうと不快なことも多いですよね。
メイクやヘアスタイルを工夫したり、ツボ押しを利用したりして上手に汗と付き合っていきましょう!